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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第125話 ガツガツカレーを完成させろ!祐斗VSウォータイガー!!後編
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み込まれて水の塊ごと木に激突する。
「ガハッ!?」
背中に強烈な痛みが走るが僕は歯を食いしばって意識を失うのを耐えた、そしてウォータイガーの水のレーザー攻撃を横に転がりながら避けたんだ。
「喰らえ!」
僕はまた雷の魔剣で電撃を放つがウォータイガーは余裕そうにそれを受けていた。効いていないのか!?
「なんでさっきまで効いていた電気が今は効かないの!?」
「奴は体の水を純水に変えて電気抵抗率を上げたんだ」
「えっ、イッセー君どういうこと?」
「水が電気を通すのはそこに含まれているイオンを通るからだ。だが純水にはイオンが少ない、だから電気が流れにくくなるんだよ」
「へぇ〜、勉強になりますねぇ」
リアス部長は先程まで効いていた電気の攻撃が効かなくなったことに驚くとイッセー君がウォータイガーは体を純粋に変えたと話す。
それを聞いていたイリナさんが首を傾げたけどイッセー君が説明してくれた。それを聞いていたギャスパー君は感心した様子で頷く。
「ちょっとイッセー!それが分かっていたならなんで祐斗君に教えないのよ!そのせいで祐斗君が怪我しちゃったじゃない!」
「祐斗が自分で戦うと言ったからな、それくらいは自力で見抜いてもらわないと困る。じゃないと俺の指示が無ければ祐斗は戦えなくなってしまうぞ」
「それはそうだけど……」
ティナさんが抗議の声をイッセー君にかけるが彼にそう言われて黙ってしまった。
ティナさんが心配してくれるのは嬉しいけどイッセー君の方が正しい、自分で戦うと言った以上見抜けなかった僕が悪い。
「ティナさん、大丈夫ですよ。僕は負けませんから」
「祐斗君……」
僕はティナさんにそう言うと雷の魔剣をウォータイガーに投げつけた。奴はそれを回避したがその隙に新しい魔剣を出す。
「電気が駄目なら氷で攻める!」
僕は氷の魔剣を振るい奴を斬り付けた、すると斬られた箇所が凍ってウォータイガーの前足が動きを封じられる。
「このまま動けなくしてやる!」
僕は氷の魔剣を更にもう一本出して小太刀の大きさに変える、そして流水の動きで奴を惑わせる。
「ガァァァ!」
奴は再び体中から水の大砲を放つが今度は喰らわないと僕は意気込みそれを全て避けた。
「回転剣舞・六連!!」
そして怒涛の連続攻撃で奴の体を完全に氷漬けにした。
「おおっ!決まったな!」
「祐斗君もやるね」
ゼノヴィアがガッツポーズをして黒歌さんが僕を褒めてくれた。だが彼女の目は鋭くウォータイガーを見ていた。
(もちろん油断なんてしない、さっきはそれで足をすくわれたんだ
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