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魔法絶唱シンフォギア・ウィザード 〜歌と魔法が起こす奇跡〜
AXZ編
第182話:不安の予兆
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、ウィズは開いた口が塞がらなくなっていた。
「な、ぁ……」
「あんた……一体……」
「まぁ、何だっていいじゃんよ。ともかくこれで、契約成立って事で。よろしく頼むぜ、お2人さん?」
状況が分かっているのかいないのか、颯人は2人ににこやかに笑みを向けながら手を差し出す。差し出された手を、カリオストロとプレラーティは得体の知れないものを見るような目を向けながら握り返した。
その様子を傍から奏が見ていた。颯人が枷を握り潰した事もそうだが、彼女は今の瞬間気になるものを見た。
それはほんの一瞬だが、確かに見た。枷を握り潰そうとする颯人の手に重なる様な、鋭い爪の生えた異形の手。
自分以外誰も気付かなかった様子のその光景に、奏は言い様の無い不安を感じずにはいられないのだった。
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