第百七話 大人から言われたことその十三
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「妊娠はね」
「しない様にですね」
「注意することよ」
「やっぱりそれはですね」
「あるからね、そうしたことは」
店長はこのことは真面目に話した。
「だからね」
「妊娠は、ですね」
「注意して」
そうしてというのだ。
「くれぐれもね」
「していくことですか」
「それで妊娠が怖くてどうしても出来ないなら」
「その時もですね」
「自分で、よ」
店長は笑顔で言い切った、そして。
自分の前にある大ジョッキの中の柚子酒を一気に飲み干した、そうしてから五人に対してまた言った。
「もうそうしたらね」
「いいですか」
「そう、自分でしたら不倫も妊娠もなくて」
「妊娠もですね」
「ないのよ」
「そうですね、じゃあ自分ですることは」
富美子は腕を組んで言った。
「いいことですね」
「まあそれで何も悪いこと起こらないなら」
留奈も言った。
「いいわね」
「そうよ、好きなだけね」
まさにとだ、店長はまた言った。そうしながら自分のジョッキグラスから代えているそこに柚子酒をっ削ぎつつ話した。
「すればいいのよ」
「それで悪いことにならないから」
「自分でこっそりやって不倫とか妊娠とかないなら」
それならというのだ。
「一体何が悪いのか」
「むしろいいことですね」
「むしろしないで何かする方がね」
「問題ですね」
「何の為にそうした漫画やゲームがあるのか」
「そうなりますね」
「自分での為でしょ」
有無を言わせない口調での言葉だった。
「結局は」
「そうなりますね」
「それでそうしたところに出る女優さんもね」
「いますね」
「昔からね」
昭和の頃からだ、映画まで入れると昭和も結構昔のことだ。
「だったらね」
「したらいいですか」
「気が済むまでね」
そこまでというのだ。
「したらいいのよ」
「ですか」
「ただね」
こうもだ、店長は言った。
「人前ではね」
「しないですね」
「まあ中にはそうしたプレイもね」
「あります?」
「みたいよ、色々あって」
性的な遊びでというのだ。
「そうしたことを見せるプレイもね」
「ありますか」
「プレイは色々よ」
店長ははっきりと話した。
「それでね」
「そうしたこともですか」
「してね」
そうしてというのだ。
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