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夢幻水滸伝
第三百二十六話 七州掌握その五

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「迅速かつ的確にな」
「農作物を輸送させますね」
「そうしてな」
 そのうえでというのだ。
「灌漑とか水道もな」
「整えますね」
「この世界広くて川も多い」
 この世界の特徴だ、各大陸は大河から分かれている支流を多く持っていて大陸の血脈の様に細部まで流れているのだ。
「その川の治水もな」
「していきますね」
「橋も堤防も築いて」
 そうしてというのだ。
「船の行き来もな」
「増やしますね」
「そうするで、そして」
 さらに話すのだった。
「特にミズーリ川やな」
「ミシシッピー川から分かれている」 
 エリカが応えた。
「あの川の治水をですね」
「やるで」
「そうしますね」
「そや、治水もして」
 そしてというのだ。
「七州も安全でな」
「豊かにしますね」
「そうするで、あと絶対にな」
 トウェインはさらに話した。
「賊やモンスターはな」
「退治しますね」
「これをせんとな」
「民は安全に暮らせません」
「そやからな」
 だからだというのだ。
「七州の賊やモンスターもな」
「軍隊を送って」
「退治するで、当然七州の軍隊の装備もな」
「それぞれの街や村の軍隊ですが」
 エリカは困った顔になって答えた。
「ばらばらで」
「しかも質が悪いな」
「左様です」
「そこをな」
「統一していきますね」
「わい等の勢力の装備にや」
 それにというのだ。
「するで、皮とかやなくてな」
「鋼鉄のものにしますね」
「そして訓練もしてな」
「軍規軍律も厳しくして」
「強い軍隊になってもらうで」
「左様ですね」
「そしてな」
 それでというのだ。
「賊やモンスターをな」
「退治していき」
「降るモンはな」 
 彼等はというのだ。
「是非な」
「迎え入れて」
「軍隊に入れるで」
 そうするというのだ。
「ええな」
「そうもしますね」
「賊で罪の軽いモンはな」
「そうしますね」
「重罪人は処罰するが」
 それでもというのだ。
「罪が軽いならな」
「そうしますね」
「そうするで、そして軍隊の充実もな」
 こちらもというのだ。
「力入れてな」
「やっていきますね」
「そうするで、軍は数やなくて」
 それで終わらずというのだ。
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