暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第5章】エクリプス事件の年のあれこれ。
 【第6節】背景設定5: 宇宙の成り立ちと魔法の原理について。
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ンドステージ01」の内容は、『機動六課の面々が突然の「出張任務」で地球の海鳴市へ行き、そこで「ちょっとしたロストロギア」を回収して帰って来る』というものなのですが、その描写を「すべて」正当化しようと考えたら、以上のような少しばかり面倒な設定になってしまいました。(苦笑)
 なお、『別の世界にいる次元航行船の内部へと、人員を亜空間経由で直接に転送する』というのは、実は、極めて高度な技術であり、現在の次元世界においては、基本的に〈時空管理局〉がこの技術を独占しています。】

 しかし、航路内の亜空間が少しだけ不安定な「二等航路」では、(たとえ一等航路であっても、魔力がほとんど無い人の場合や、大量の荷物がある場合には)やはり、「次元航行用の艦船」が必要になります。
 そして、当然ながら、そうなるともう「即時移動」はできません。
【また、この作品では、『次元航行船は一般に、大気圏内からいきなり〈次元航路〉に入ることはできない。一旦は大気圏外に出なければいけない』という設定で行きます。
 具体的には、『地表からその惑星の直径と同じぐらいの距離(高度)を取らないと、亜空間への出入りはできない』といったところでしょうか。】

 さらに不安定な「三等航路」になると、もう民間船は進入を全く許可されません。局としても、事故の責任など取ることができないからです。
 また、「次元震」によって航路内の空間の安定度が急に低く(三等航路なみに)なると、最新鋭の次元航行艦でもしばしば損傷し、航行不能に陥ってしまいます。
 さらには、巨大な「次元震」などによって「次元断層」が発生すると、次元航路そのものが崩壊してしまうことすら(最悪の場合には、特定の世界が他の諸世界から「完全に孤立」してしまうことすら)あり得るのです。
(だからこそ、「次元震」や「次元断層」は、とても恐れられているのです。)
【また、「次元震」や「次元断層」は、しばしば周辺の世界(可住惑星)の環境にまで深刻な影響を与えてしまうため、その意味でも大変に恐れられています。】

 なお、次元航路は「崩壊」しても、決して「完全に消滅」する訳ではありません。それは、ただ単に空間の安定度が低くなりすぎて、事実上、進入できなくなっているだけなのです。
 そうした航路は、言わば「潜在化」した航路であり、正式な用語ではありませんが、俗称としては「四等航路」などと呼ばれることもあります。
 もしも、そうした「裏道」をも安全に航行できるようになれば、現在の「次元航路網」ももっと便利に運用できるようになるはずなのですが……。(←重要)

 ともあれ、普通に〈次元航路〉と言ったら、一般には「実際に安全に航行することができる一等航路と二等航路」だけを差して言う用語です。
(特定の世界に『何本の次元航路が接続している
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