【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第5章】エクリプス事件の年のあれこれ。
【第4節】同81年の10月以降の出来事。(後編)
[6/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
になるのですが、その中でも、魔導師になれるほどの「充分な魔力資質」を持った者は全体のおよそ20分の1、平均して毎年8人ほどしかいません。】
同10月の末、ミウラは八神家に引き取られる形で正式に転居し、しばらくは「古びた洋館」ではやてたちと一緒に暮らすことになりました。
また、翌春には、高等科もそこから最も近い魔法学校を選択することになります。
【なお、コミックス第13巻には、『ミウラの学力には、いささか問題がある』という描写があるのですが、翌82年の春に高等科に進学してからは、彼女は、骨格の急速な成長や筋力の著しい増強と同時に、記憶力や思考速度なども「それなりに」改善されて行きました。
そのため、84年の春に高等科を卒業する頃には、ミウラの成績は同学年の中でも「かなりの」上位に食い込むほどとなっており、ミウラはそのまま(はやての勧めもあって)管理局の士官学校の「陸士コース」に進学しました。
彼女の成長ぶりがよく理解できていない両親からは、『八神司令のコネで、裏口入学をしたのではないか?』などと疑われたりもしたようですが、もちろん、そんなことは全くありません。
士官学校は全寮制なので、結局のところ、ミウラが八神家に居候をしてしたのは(高等科時代を中心に)ほんの2年と5か月たらずのことでしかありませんでしたが、その「2年あまり」の間に、ミウラは体格も格段に大きくなり、髪の色ももう少し濃いものになり、少なくとも外見的には「小児の頃とは、ほぼ別人」になっていたのでした……という設定で行きます。】
また、81年の11月から12月にかけて、IMCSの方では、今年も「都市選抜」と「世界代表戦」が催されました。
ヴィクトーリアは、まず都市選抜に勝って、ミッドチルダ・チャンピオンになります。
そして、世界代表戦の準決勝は、実に微妙な判定でしたが、惜しくも判定負けとなり、3位決定戦では圧勝して、ヴィクトーリアは「次元世界で第3位」となりました。
(なお、昨年の「次元世界チャンピオン」サラ・フォリスカルは、リベルタの首都メラノスに実家があったため、今年は「エクリプス事件の最終戦」で家族が被災していました。
そのため、彼女自身は身体的には無傷でしたが、心理的なダメージが大きく、リベルタでの都市本戦では、最初から出場を辞退していたのです。)
【以下、この作品では、ヴィヴィオとアインハルトが登場する他にも、ヴィクトーリアとジークリンデ、ルーテシアとファビア、ミウラとコロナが管理局員として活躍します。
エルスやシャンテやニーナやクヴァルゼやジャニスも、少しだけ登場しますが、他の選手たちは以後、基本的には登場しませんので、リオやミカヤやハリーのファンの方々は、悪しからず御了
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ