暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第5章】エクリプス事件の年のあれこれ。
 【第4節】同81年の10月以降の出来事。(後編)
[11/11]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
リンカーコアによる魔法』と『サードコアによる異能』も……互いに全く別の存在ということになります。もちろん、現状では、サードコアと異能は、完全に『オカルト用語』という扱いになりますが……」

 ただし、ここで言う「オカルト」は、ただ単に『今はまだ科学的な説明が全くできていない』といった程度の意味でしかありません。
 接触禁止世界(地球のような、魔法文化の無い管理外世界)の住人から見れば、おそらく、通常の魔法ですら、充分に「オカルト」ということになってしまうでしょう。
【異能者やサードコアや「余剰生命力と魔力素の関係性」などに関しては、また「背景設定5」でまとめて説明します。】

「一部には、『次元世界大戦を引き起こした〈最初のゆりかごの聖王〉も、異能者だった』などと唱える人もいるそうですが……」
(そう言えば、「完全体」になったハーディスは、こちらの次の行動を「すべて」予知できとるかのような動きをしとった……。ああいうのが「異能者」なんやろか……。)

 そうした会話の後、マリエル技官は、また〈本局〉に帰っていったのでした。

 後に、管理局の〈上層部〉は、担当技官らにも箝口令(かんこうれい)を敷き、この駆動炉に関する「情報」それ自体を封印しました。
 もちろん、その研究や開発も(エクリプスウイルスと同様に)すべて不許可です。
 こうして、エクリプス事件とその後始末は、年内には早くも終了したのでした。


   
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ