【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第5章】エクリプス事件の年のあれこれ。
【第4節】同81年の10月以降の出来事。(後編)
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リンカーコアによる魔法』と『サードコアによる異能』も……互いに全く別の存在ということになります。もちろん、現状では、サードコアと異能は、完全に『オカルト用語』という扱いになりますが……」
ただし、ここで言う「オカルト」は、ただ単に『今はまだ科学的な説明が全くできていない』といった程度の意味でしかありません。
接触禁止世界(地球のような、魔法文化の無い管理外世界)の住人から見れば、おそらく、通常の魔法ですら、充分に「オカルト」ということになってしまうでしょう。
【異能者やサードコアや「余剰生命力と魔力素の関係性」などに関しては、また「背景設定5」でまとめて説明します。】
「一部には、『次元世界大戦を引き起こした〈最初のゆりかごの聖王〉も、異能者だった』などと唱える人もいるそうですが……」
(そう言えば、「完全体」になったハーディスは、こちらの次の行動を「すべて」予知できとるかのような動きをしとった……。ああいうのが「異能者」なんやろか……。)
そうした会話の後、マリエル技官は、また〈本局〉に帰っていったのでした。
後に、管理局の〈上層部〉は、担当技官らにも箝口令を敷き、この駆動炉に関する「情報」それ自体を封印しました。
もちろん、その研究や開発も(エクリプスウイルスと同様に)すべて不許可です。
こうして、エクリプス事件とその後始末は、年内には早くも終了したのでした。
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