【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第5章】エクリプス事件の年のあれこれ。
【第3節】同81年の10月以降の出来事。(前編)
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登場しません。
正直に言ってしまうと……『これぐらいなら、もうForceシリーズそのものを「無かったこと」にしてしまった方が早いんじゃないのかなあ』とも思ったのですが……結局は、なのはとフェイトに長期休暇を取らせるなど、幾つかの出来事の「理由づけ」として、このシリーズを利用させてもらうことにしました。
トーマもリンカーコアが(なのはやフェイト以上に)激しく「損傷」して、当分は魔法を全く使えない「普通の人間」になってしまったけれど、リリィが犠牲になってくれたおかげで肉体的にはそれほどの負傷をせずに済んだので、『新暦81年の12月には普通に退院して、正式にゲンヤ・ナカジマの養子になった』ということにしておきます。
Forceファンの方々は、悪しからず御了承ください。
(なお、感染者の特殊能力や自己対滅などに関しては、「一応の説明」を考えておきましたので、「背景設定5」の末尾を御参照ください。)】
また、この年の10月には、ミッドでも遅ればせながら同性婚が合法化され、同時に、生殖医療も「ある程度まで」解禁されました。
【ただし、女性同士で子供を作る場合には、当局への申請と認可が必要です。次の世代における「近親婚」を未然に防ごうと思うと、新生児の遺伝上の両親は、最初から特定できているに越したことは無いからです。】
クローンの大量生産などを懸念するあまり、ミッドでは旧暦の時代から一貫して、生殖に関する技術は「地球以上に」厳しく規制されて来たのですが……。
暦が新暦になって以来、(他の世界では、ともかくとして)ミッドでは平和な時代が続き、平均寿命も延びた結果、近年はそれに伴う女性の晩婚化や少子化なども進んで、実のところ、移民の奨励にもかかわらず、ミッドの総人口はじりじりと減少し始めていました。このままでは、遠からず10億の大台を割り込んでしまいます。
そこで、ミッドチルダ政府は『産みたがっている女性にはどんどん産んでもらおう』と考え、管理局の了解を得て旧来の「厳しく規制する方針」を大きく転換したのでした。
これによって、法律の上では『1.互いに近親(3親等以内の親族)ではない二人の人間が、
2.合意の上で半分ずつ遺伝子を出し合って、他の遺伝子を混ぜることなく新たな個体を作り、
3.一方の「遺伝子提供者」である女性が、みずから望んでその子を自分の子宮で育てて産む』
という三つの条件さえクリアしていれば、もう何をしても構わない(必ずしも「法的に」正式な結婚をしていなくても構わない)といった状況になりました。
【ミッドでは「クローンの大量生産」などを未然に防ぐためにも、上記の第三条件によって、いわゆる「代理母」は今もなお厳しく禁止されています。】
そこで、なのはとフェイトも、ついに〈
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