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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第5章】エクリプス事件の年のあれこれ。
 【第3節】同81年の10月以降の出来事。(前編)
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)える人々と否定的に捉える人々との間で、「本人そっちのけ」の言い争いが始まってしまったのでした。
【その後、はやては短い髪に合わせて、バリアジャケットも元の形(帽子つき)に戻しました。】


 一方、なのはとフェイトは、と言うと……。
 新暦65年の〈闇の書事件〉の際には、二人とも、基本的には『リンカーコアからただ「力」を抜き取られただけ』だったので、(さらに言えば、身体(からだ)そのものがまだ「成長期」だったので)またすぐに回復することができたのですが、今回はコアの「構造」そのものが傷ついてしまっていたため、二人とも、コアの回復には相当な時間が(理論上、最低でも丸三年。普通なら五〜六年。下手をすれば十年ちかくも)かかってしまうようです。
 航空戦技教導官も執務官も、魔法なしでは全く務まらない職業(おしごと)なので、二人は仕方なく、この年の10月から「最低でも三年間」は休職することになりました。

 また、管理局は事件終了の直後に、ヴァンデイン・コーポレーションに「解散命令」を下すとともに、エクリプス関連の知識と技術を「すべて」封印しました。
 魔法が全面的に使えなくなったら、それこそ「野蛮な質量兵器の時代」に逆戻りしてしまうのですから、これは、「ロストロギアの管理」と「質量兵器の廃絶」を目指している時空管理局としては「当然の措置(そち)」だったと言って良いでしょう。

 なお、翌82年の〈モグニドールの惨劇〉の(のち)には、デバイスの重武装化という「方向性」それ自体も否定されました。
(この一件に関しては、また「第6章」で述べます。)
 新たな法令により、第五世代デバイスの多くが「広い意味での質量兵器の一種」と見做(みな)されるようになってしまい、その上、管理局の〈上層部〉からは『いわゆる「魔道殺し」どもが完全に消滅した今、「それへの対抗策」など、もう必要ない』と判断されてしまったからです。
(あえて良く言うならば、これは「管理局の軍縮」です。)

【実のところ、エクリプスウイルスやゼロエフェクトやAEC武装など、Forceシリーズに登場した数々のネタは、いずれも、私としては今ひとつピンと来ないモノばかりだったので、上記のような設定にさせていただきました。
 この設定によって、Forceシリーズにおける新設定は「すべて」一旦はキャンセルされたものとお考えください。
(ただし、人型機械端末の「ラプター」だけは、十年以上も経ってから、ようやくその普及版が「機械兵」の名前で出回ることになります。)
 また、〈フッケバイン〉に関する公式設定のうちの幾つかは、あまりにも特殊すぎて「他の設定との整合性」が全く取れていないため、最初から「無かったこと」にさせていただきました。
そんな訳で、以下、Forceのネタやキャラは基本的に
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