暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第5章】エクリプス事件の年のあれこれ。
 【第2節】エクリプス事件の決着。
[9/9]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
いで医務室や機関部にも相当な損傷を受けていたため、なのはとフェイトは、ザフィーラたちの手で増援の「医療船」に収容されると、シャマル先生や同じく重傷を負ったトーマらとともに、(ただ)ちにミッドへと移送されて行きました。
 現地に残った一同は、何日か現場の事後処理に当たった後、後続部隊に作業の引き継ぎをさせてから、リベルタを離れます。〈ヴォルフラム〉も機関部に損傷があり、速度はあまり出せませんでしたが、それでも、ミッド経由で何とか〈本局〉に帰投しました。
 満身創痍(まんしんそうい)の〈ヴォルフラム〉は、そのまま「ドック入り」となります。

 しかし、〈本局〉ではやてを待っていたのは、〈上層部〉による厳しい「査問」でした。今さらながら、例の件で、敵対する組織との「内通や裏取引」を疑われたのです。
【この「例の件」については、Forceのコミックス第4巻を御参照ください。】


 何日かして、はやてが「おおむね」無罪であることは立証されたのですが、それでも、『現実に万単位の死者を出した』という事実は(くつがえ)りません。
 結局、はやてと八神家一同は揃って「半年間の謹慎処分」となり、特務六課も、10月の上旬には、速やかに「強制的に」解散させられてしまいました。
 しかし、それにもかかわらず、その後、管理局内では「八神はやて」を英雄視する者たちが、次第にその数を()してゆくことになります。
【PSP用のゲームの後日譚では、『新暦82年になっても、特務六課が存続している』かのような描写になっていましたが、この作品では、こういう設定で行きます。】



[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ