【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第5章】エクリプス事件の年のあれこれ。
【第1節】新暦81年、7月までの出来事。
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ョルドヴァングの真価は家族にはあまり理解されていませんでした。(苦笑)
結果だけを言えば、アンナはテラニスに力で倒され、テッサーラはヴィヴィオに技で倒されて、どちらも都市本戦には届きませんでしたが、それでも、12歳の新人としては、二人とも充分すぎるほどの健闘だったと言って良いでしょう。
なお、7月末日には、とある公園広場で「ヴィヴィオ襲撃事件」が起きました。
【この事件に関しては、また次の節で改めて述べます。】
地区予選の真っ最中の出来事でしたが、幸いにも、ナカジマジムのメンバーは全員、身体的にはほぼ無傷で済み、心理的にも力強くこれを乗り越えて行くことができました。
(みな、多少はコンディションを崩したりもしましたが、まだ序盤戦だったので、何とか立て直すことができたようです。)
その後、コロナは予選4組の決勝でシャンテに敗退しました。シャンテは『ゴーレムを相手にせず、分身で直接に「創主」を狙ってゆく』という戦術です。
(コロナも、今回は「ネフィリムフィスト」などの身体自動操作は封印しているので、ある意味では「縛りプレイ」でした。)
また、ミウラも予選9組の決勝でヴィクトーリアに敗退しました。ミウラは、昨年末から背丈はだいぶ伸びたものの、今ひとつ「本調子」ではないような感じです。
【なお、後にして思えば、ミウラ(14歳)の肉体には、この頃からすでに重大な変化が起きていたのでした。】
結局のところ、都市本戦に出場できたのは、ナカジマジムからは、アインハルト、ヴィヴィオ、リオ、の三名となりました。
なお、「小柄で童顔の」クヴァルゼも「三度目の正直」で都市本戦に初出場です。
他には、ヴィクトーリア、ザミュレイ、テラニス、シャンテ、グラスロウ、らの常連が、都市本戦に進出しました。
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