第166話
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(クレハ様……)
ラピスの話を聞いたクレハは微笑みを浮かべてラピスを見つめ、クレハの小声を聞いたナユタとノイは静かな笑みを浮かべてクレハを見つめた。
「”祈ル”………!?機械ガ、人形如キガ………!?ソンナモノガ通ジルトデモ――――――」
「通じるよ、きっと。」
終焉のイシュメルガの反論に答えたラピスは自分達を見守っている人物達――――――ルーファス、スウィン、ナーディアへと視線を向けて笑みを浮かべて頷いた。
「……ククク………ハハハハハ………!ナント愚カデ……救イヨウガナイ………ヨカロウ、ソレガ”ヒト”ノ選択ナラバ私モソレニ委ネルト――――――」
それを目にした終焉のイシュメルガが笑った後不敵な笑みを浮かべてある事を言いかけたその時
「させません!」
「ガフッ!?」
何とエイドスが神槍を終焉のイシュメルガ目掛けて投擲し、エイドスが投擲した神槍に貫かれた終焉のイシュメルガは呻き声を上げて再び地面に倒れた。
「ちょっ、アンタ、突然何をするのよ!?」
「え?だってこういうタイプの敵って、大体この後『これで勝ったと思うなよ、こうなれば貴様らも道連れだ!』と言って自爆したり、『貴様らの思い通りになると思うなよ!』と言って私達にとって起動されたら不味い何らかの装置を起動したりする等の”お約束のパターン”になるのがわかっていましたから、それをさせない為ですが。」
「お、”お約束のパターン”って……」
「まあ、確かにエ……っとと。”彼女”の言っている事も一理あるんだけど……」
「完全に場の空気を壊していますよね……」
「そういうことをしているから、仲間達から”KY女神”みたいな貴女が気にしている様々な”悪名”で呼ばれたりするのが、わからないのかしら?」
困惑の表情で指摘した”ユウナ”の指摘に対して悪びれもない様子で答えたエイドスの答えにその場にいる全員が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中アリサはジト目で呟き、アドルとエレナは困った表情で呟き、フィーナは呆れた表情で頭を抱えた。するとその時周囲から何らかの起動音が聞こえて来た。
「チッ、まさか……!」
「”刻限”ですか……!?」
「そ、そんな……!まだ十数分くらいはあるはずじゃ!?
周囲の様子を見て何が起ころうとしていることを察した”レクター”と”クレア”は厳しい表情を浮かべ、二人の言葉を聞いた”ノエル”は信じられない表情で声を上げた。一方ラピスは再び”エリュシオン”に干渉しようとし
「ラーちゃん……!」
「今なら止められるんだろう!?」
その様子を目にしたナーディアとスウィンはラピスに駆け寄って声をかけた。
「もうやってる――――――で、でも……!”逆しまのバ
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