第十四章
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ちらの私に頑張ってもらう。だからな」
「って嶋さんって二十二年後もご健在なんですか」
静香にはこのことが不思議に思えた。
「確か今五十五歳ですよね」
「そうだ」
「じゃあ七十七歳ですけれど」
「普通引退しとるやろ」
襟立はここでも彼の常識の範囲内で述べた。
「それで戦えっちゅうのはな」
「けれど嶋さんよ」
だが恵が眉を顰めさせて二人に囁く。そっと嶋の方を見ながら。
「ひょっとしたら」
「私は随分異様に思われているようだな」
「っていうかあんたすげえぞ」
また目が赤くなった良太郎が彼に言ってきたのだった。
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