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神々の塔
第四十七話 諦めないことその八

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「そしてな」
「まともな人を入れてく」
「また風通しもな」 
 これもというのだ。
「よおする」
「閉鎖的な空間にせんと」
「そうしてや」
「問題を解決していくことやね」
「先生のな」
「学校は大事やわ」
 綾乃は心から思って言った。
「人を育てる場所やから」
「それだけにな」
「ほんまに」
 こうリーに話した。
「ええ環境で」
「人材もおらんとな」
「何で先生の質が悪いか」
 いい人はならないと言われるまでにというのだ、それこそ心ある人からはアウトローの住人以下と評価されている。
「そこもやね」
「考えんとな」
「ほんまあかんね」
「教育課程やろな」
 リーは言った。
「大学での」
「ああ、単位を取る」
「それとな、環境もな」
「あかんね」
「ほんま風通しよおして」
「悪いことはちゃんとわかる」
「ちゃんとした人材を育てて」
 そうした風にしてというのだ。
「それでな」
「ええ環境にやね」
「することやな、閉鎖的な場所やなくて」
「ちゃんと人が入って見られて」
「悪事は処罰される」
「そうした環境にすることやね」
「十星連合も」
 自分達の勢力でもというのだ。
「教師のことは問題やし」
「今以上にやね」
「改善せんとな、問題のある教師は即刻懲戒免職にして」
 そうしてというのだ。
「ええ人を入れて」
「ちゃんとチェックが入る様にするんやね」
「それも特定の組織やなくてな」
「誰からもやね」
「そうしてな」
「環境をよおするんやね」
「さもないとな」 
 そうしなければというのだ。
「よおならんわ」
「他の場所でもそうやしな」
 芥川はビールを飲みながら言ってきた。
「ほんまな」
「ちゃんとした人材を置いて」
「どうにもならんのは処罰して」
 犯罪を犯せばというのだ。
「環境もな」
「よおして」
「そしてな」
 そのうえでというのだ。
「ちゃんとな」
「やってこうね」 
 綾乃はまた言った。
「起きた世界の日本は最悪やけど」
「十星連合でも問題見られるしな」
 芥川は綾乃にも応えた。
「ちゃんとせんとな」
「あかんね」
「起きた世界の日本みたいになったら」
 状況がそこまで腐敗すればというのだ。
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