第九章
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はスサノオが作り出した存在と思うが」
「俺達はそれと同じなのか」
「そうなりますね。スサノオはとにかくライダー達との戦いを続けます」
スマートレディはまた述べた。
「貴方達の時代から二十二年間もそうでしたよ」
「二十二年間の戦い」
嶋がまた言葉を出した。
「いや、それよりも遥かに前からだ。ショッカーからはじまり」
「その前からですよバトルファイトやオルフェノクとの戦いもありましたから」
「そうだったな」
嶋はスマートレディの突っ込みを受けすぐに自分の言葉を訂正させた。
「遥かに以前からか」
「そういうことです。スサノオとの戦いは本当にずっと続きますよ」
スマートレディの言葉は考えようによってはかなり残酷なことであったがそれでもライダー達も三人の異族達もまたその表情を変えはしなかった。そして言うのだった。
「なら。戦います」
最初に言ったのは紅だった。
「僕達にその力があるのなら」
「戦うのね」
「俺もだ」
「俺も同じだ」
名護と登もだった。
「人間の世界を護る、いやスサノオが仕掛けてくるのなら」
「戦おう」
二人も紅と同じ意見だった。
「まあ僕もそうしないとね」
正夫も言葉の調子は軽いが考えはしっかりとしたものだった。
「キバ、っていうかライダーなんだしね」
「ライダーはスサノオと戦う運命か」
「っていうか人間だから戦うの?」
「そうなるな」
次狼達はまずはライダー達について話した。
「俺達もそうさせてもらうか」
「一応僕達もイクサとかなら使えそうだし」
「それならな。戦わせてもらおう」
「はい、そう言ってくれると思ってました」
スマートレディはもう先読みをしているという感じだった。
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