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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第123話 ガツガツカレーを完成させろ!祐斗VSウォータイガー!!前編
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を落ち着かせて話を聞くことにした。
「取り乱して申し訳ありませんでした……」
「クミン、紹介するよ。この人達は俺の仲間だ」
「初めまして」
「あっ、これはどうもっす。この店の亭主のクミンといいます」
部長が代表してあいさつするとクミンさんもあいさつを返した……って亭主?
「亭主ってお前が?もしかして親父さんから店を受け継いだのか?」
「受け継いだというかそうせざるを得なかったんすよ。親父は先月に亡くなったから……」
「親父さんが!?」
「ああ、持病の悪化であっさりと……」
「そうか、昔から親父さん心臓が良くなかったからな」
クミンさんのお父さんが無くなったと聞いたイッセー君はかなり驚いていた。どうやら心臓が元々よくなかったみたいだね。
「済まない、俺何も知らなくて……」
「イッセーは悪くないっすよ、俺達もドタバタしてたから連絡が遅れちまったんだ。気にしないでほしいっす」
「ありがとう……」
イッセー君は何も知らなかったことを謝罪するとクミンさんは気にしないでと返した。
「それで店は俺とサフラで受け継ぐことになったんだ。料理人は俺でサフラが美食屋をやってるっす」
「なるほど、兄妹でコンビを組んだのか」
「ああ、それでサフラがガツガツカレーの材料を取りに行ったんだけどもう二日も帰ってこないんだ?」
「それは心配だな……連絡もないのか?」
「ああ、連絡もないんだ」
どうやらクミンさんの妹であるサフラって子が帰ってこないみたいだね、それでカレーが作れないのか。
「サフラの奴、親父のカレーを復活させるって躍起になってから無茶してないか心配で……」
「カレーを復活?どういうことなの」
「このままだとガツガツカレーを作れないって事なんすよ」
部長がカレーを復活させると言う言葉に反応するとクミンさんはこのままではカレーを作れないと話した。
「まさかカレーのルーが無くなったのか!?」
「いやルーはあるっす」
イッセー君がそう言うとクミンさんはお店の中にあった壺の蓋を外す。するとカレーのいい匂いがしてきた。
「それがルーですか?」
「ああ、コイツは『カレー彗星』のルーっす。その彗星は99年に一度地球に向かってくる伝説の彗星で宇宙の真空状態で長い年月をかけて熟成されたその味は天文学的な美味さだと言われています」
小猫ちゃんの質問にクミンさんがカレー彗星の説明をしてくれた。そんな長い間熟成されたルー……一体どんな味なのかと説明を聞いただけで唾液がこみあげてきた。
「親父は偶然地上に落ちたカレー彗星を捕獲してその彗星の殻で壺を作ったっす。そして何年も継ぎ足して店をやってきました」
「えっ
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