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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第123話 ガツガツカレーを完成させろ!祐斗VSウォータイガー!!前編
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「だいじょうぶだよ、イッセー君」
激しい運動をした僕は疲れが出て欠伸をしてしまった。隣で歩くイッセー君が心配して声をかけてきたけど大丈夫だと答える。
今僕達はガツガツカレーのお店があるグルメビーチに向かっている所なんだ、テリーとオブはビーチでお留守番してるよ。後で美味しい物を持って行ってあげないとね。
「わぁ……流石に人がたくさんいるわね」
「飲食店もいっぱいありますね」
リアス部長が人だかりを見て驚いていた、今がシーズンとはいえ凄い人の数だね。それに負けないくらいの屋台を見て小猫ちゃんが嬉しそうに呟く。
「イッセー!早く食べに行こう!」
「えっ、今からカレーを食べに行くのにお腹を膨らませるつもり?」
「カレーは飲み物なんでしょう?問題ないわよ!」
「行くぞイッセー!」
ゼノヴィアさんがテンションを上げてイッセー君の腕を引っ張っている。それを見た黒歌さんが今からカレーを食べに行くのに他の屋台に行こうとする事に突っ込むとイリナさんがカレーは飲み物だと答えた。
そしてイッセー君の両方の腕をそれぞれ引っ張って行ってしまった。
「あっ待ってください!」
「わ、私も行きます!」
「お腹すきましたぁ」
小猫ちゃんやアーシアさん、ギャスパー君もそれを追いかけていく。
「この子達グルメ細胞持ってないんだよね?なんでそんなに食べれるにゃん?」
「もはやグルメ細胞が人間の形してるって言われても私は驚きませんよ」
そんな二人を見て黒歌さんは本当にグルメ細胞を持っていないのかと尋ねてルフェイさんはあの二人がグルメ細胞でできているんじゃないかと冗談交じりに話す。
「ちょっとしつこいわよ」
「そんなこと言わないでさぁ、俺達と遊ぼうぜ」
「あらあら、デリカシーの無い人は嫌われますわよ」
「うっひょー、いいじゃん。マジテンション上がってきたんだけど」
すると部長達の方から声が聞こえたので振り返ると数人の男たちが部長達をナンパしていた。
リアス部長達はそこらのグラビアモデルよりも綺麗なので声をかけられるとは思っていた、捻の為にアザゼル先生に側にいてもらっていたが姿が見えない。
「ねぎま鳥の焼き鳥10本とビール10缶ください」
「毎度有り!」
すると近くの屋台で買い物をしてるアザゼル先生を見つけた。何をやってるんですか……
僕は直ぐに部長達の元に向かう、あんな男達なんて軽くひねれるだろうが騎士として何もしないわけにはいかない。
「すみません、その人たちは僕の仲間なんです。ナンパなら別の人にやってもらえますか?」
「あぁん?なんだテメぇ?」
「引っ込んでろよガキ、怖い
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