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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第123話 ガツガツカレーを完成させろ!祐斗VSウォータイガー!!前編
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「はい、大好きですから」
「ウチも大好き?」
僕達はお互いに好きだと言って笑い合った。こんな風に女性を愛おしく思える日が来るなんて思わなかったよ、でも今は凄く幸せな気持ちだ。
「ちょっと、私のこと忘れていない?」
すると隣から誰かの声が聞こえてきた、振り返ると不機嫌そうにジト目をするティナさんがいた。
「ティナさん、おはようございます」
「おはよう、祐斗君。それはそれとしてなんでリンなんかとイチャついているの?正妻は私でしょ?」
「はぁ?何言ってるんだし。祐斗君の一番はウチに決まってるじゃん」
ティナさんの言葉にリンさんも額に青筋を浮かばせて怒りを露わにする。こ、怖い……
「祐斗君、ウチが正妻だよね?ウチ祐斗君の為にフラグレンスを作ったりしてるしウチが一番祐斗君の為になってるし!」
「私だって食材の事を教えたりしてるもん!それに祐斗君とは私の方が先に出会ったんだから私が先よ!」
「出会った順番なんか関係ないし!ウチと祐斗君の愛はアンタより深いんだし!」
「そんなわけ無いでしょ!私の方が祐斗君と愛し合ってるのよ!」
「え、えっと……」
「クポー……」
ヒートアップしていく二人に僕は何も言えなかった、僕の頭の上でクルッポーが怯えている。
「こうなったらどっちが祐斗君への愛で勝ってるか勝負だし!」
「望むところよ!私が一番だって証明してやるんだから!」
二人はそう言うと何故か服を脱ぎだした。
「えっ二人とも何を……」
「ほら祐斗君も脱いで」
「どっちが満足させれるか勝負だし」
勝負ってそういう事か!二人が何をしようとしてるのか理解した僕は逃げようとしたけど抑え込まれてしまった。本気を出せば振りほどけるけど二人に怪我をさせたくないのでそれは出来ない。
「ちょっ……流石に朝からは!皆も起きてこない僕達を気にして来るかもしれないですよ!」
「大丈夫よ、ドアの前にクルッポ―を置いて見張りしてもらうから」
「クポッ!?」
ティナさんの言葉にクルッポーはまたかよ!?……という感じで驚いた。ゴメンね……
「さあ祐斗君、どっちが一番か選んでもらうわよ」
「お昼までフルスロットルだし」
「こ、こうなったらヤケだ!二人とも覚悟してもらいますよ!」
下着姿になった二人を僕は押し倒した。そしてカレーを食べに行くお昼まで僕達は勝負を続けたのだった。
因みに勝負は僕が二人をノックアウトさせてしまったのでドローになったよ。
―――――――――
――――――
―――
「ふわぁ……眠い」
「大丈夫か、祐斗?寝過ごしていたし疲れているんじゃないのか?」
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