暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
7-8
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 5月の連休の初日、午前中練習して、午後は、じっちゃんが みんなを招いて庭でバベキューでもしなさいと言ってくれていた。

 ジョギングから初めて、柔軟体操、25mダッシュ、ゴロのキックを受けてからダッシュ、パントを受けてからのダッシュ、その後2組に分かれてのキックした後のボールの奪い合いとか、こなすメニューは一杯あった。紅林先生が考えてくれたのだ。そして、一番辛いのは、練習の最後にやるグラウンド1周して、その後、もう1周シャンプしながらの1周なのだ。

 この日は、先生も来てくれて、指導していてくれて

「先生 この後、ウチでバーベーキューするんだ みんな来てくれるの 先生も来てヨー チームなんだしー」

「ああ そうなんかー それは良いなぁー だけど、僕が居て気をつかうより 思いのまま 皆が話すほうが良いだろう 今回は遠慮しておくよ」

「そーなん? 残念だなぁー 先生に言いたいこと あったんだけどなぁー」

「なんだ? 言いたいことって 今 言えよ」

「うーん あのね 皆 先生のこと 大好きだょって! みゅうみゅんもね 島から突然やってきたんだけど 小学校の時も 中学でも 良い先生に出会えてよかったなぁーって思っているの」

「ふふっ そうか 僕も 君達が一生懸命なので 大好きだよ みゅうみゅんは偉いよー 一人っきりからここまでやってきたんたんだからー」

「先生が居てくれたから心強かったんだぁー まだ まだ これからだよー 仲間と」

 そして、皆でバスに乗って、朝陽は自転車通学なんだけど学校に置いていくと言っていた。栞奈は学校の近くで20分ぐらい歩くみたい。璃々も自転車なので、一度、家に戻ってから、少し遅れて行くからと言っていたので、念のため地図は渡しておいた。

 みんな体操ジャージのままなんだけど、入り口の事務所に向かって挨拶をすると、中のほうでじっちゃんは手を挙げたままだった。中庭から迎えてくれたのは、ヨッさんだった。

「おかえりやす もう 炭もバッチリでっせー いつでもOKですわ」

「ヨッさん 用意しててくれたの?」

「へぇー 午前中 配達行って帰って来てからー 今日は、海老とハマグリもあるみたいでっせー」

「へぇー おいしそー ヨッさんも食べる?」

「あかん あかん そんなんしたら 社長に怒られまんがなー」

「ふ〜ん ありがとうな 後で、泉希から愛のお返しがあると思うからー」

「みゅーぅん! ・・・なにゆうてんのん!」と、泉希が私の頭をコツンとしてきていた。ヨッさんは、知らんぷりして、海老に串を刺してくれていた。

「おいしいねー お肉 初めてよ こんなの」と、栞奈も感激していて、ウチの焼肉用のお肉は予め特製タレを絡ませてあるから、焼き始めた時から香
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ