第三章
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いが」
「嶋さん・・・・・・」
「やっぱり。変わっていない」
「私が変わっていないことにはあまり意味はない」
彼はこのことについては何でもないように言い切るのだった。
「このことはな。只の若作りだ」
「たったそれだけですか」
「そう。それだけだ」
紅に対しても何でもないといった口調だった。
「だが。これから話すことには意味がある」
「意味がある」
「太牙、そうだ」
登に対しても答えるのだった。
「この時代の君達は知っているが今の君達は知らない」
「今の俺達は知らない」
「そう。この世界に挑戦している存在のことをな」
「この世界に挑戦している存在だと」
次狼はここで彼の先程の疑念を脳裏に思い出した。
「まさかとは思うが」
「そうだ。この時代の君達はその存在と戦っている」
嶋は紅達が座っているカウンターの席とは別の四人の席の一つに座った。そこから彼等に対して話していた。
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