夜戦編 蒼き女豹と仮面の狙撃手 最終話
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ほどの同僚の言葉が気になっていたヘレンは、Jカップの爆乳をぶるんっと揺らして後ろへと振り向く。しかしその頃には構成員の遺体も、女性型のライダーも忽然と姿を消していた。
やはり気のせいだったのか――とため息を吐くヘレンは、乳房を弾ませて正面のノートパソコンに向き直って行く。まだ誰にも触らせたことがない釣鐘型の爆乳が、たわわに揺れ動いていた。
「……皆、疲れているのね」
そんな独り言を呟くヘレンが、再びキーボードを叩き始めた頃。すでにビルから飛び降りていた謎の女性ライダーは、対策室のオフィスビルを路上から見上げていた。彼女の手に握られた三叉槍には、構成員の遺体が突き刺さったままとなっている。
「そういうあなたも働き過ぎよ、ヘレン」
女性ライダーは優しげな声色でそう呟きながら踵を返し、雪景色の彼方へと歩み去って行く。引き締まった腰を左右にくねらせて、釣鐘型の爆乳と安産型の巨尻をぶるんぶるんと振って歩くその動きは、雄の獣欲を掻き立てる「色香」に満ち溢れていた。
蒼と白銀を基調としている強化外骨格。人魚の悪魔を描いた紋章が刻まれている右側の胸部装甲をはじめ、その身体の各部は煌びやかな装甲に守られている。しかしそれらのプロテクターに対して、アンダースーツはあまりにも薄い。
装着者自身の規格外なボディラインがくっきりと浮き出てしまっており、乳房や桃尻の曲線がこれでもかと露わになっている。引き締まった腰をくねらせて一歩進むたびに、超弩級の乳房と安産型の桃尻が、たゆんたゆんと上下に弾んでいた。くびれた腰つきが、極上の果実の存在感をより際立たせている。
ヘレンが装着していた「マス・ライダー軽装型」の強化服も、装着者の身体にぴっちりと張り付く扇情的な仕様になっていたが。この外骨格のアンダースーツは、それ以上にボディラインの強調が際どい。隙間なく肢体に密着させるため、下着を付けていない状態であることは明らかだ。
胸部装甲が無ければ、乳房の先端部が色々な意味で危ないことになっていただろう。もはや、裸より恥ずかしいという次元すら超えている。ボディペイントと見紛うほどの「極薄」なのだ。このような状態になるまで「重量」を削ぎ落として機動性を追求したスーツだからこそ、先ほどの速さを発揮していたのだろうか。
さらに――三叉の槍を携えたそのライダーの腰部には、オルバスのものと同じ「ジャスティアドライバー」が装着されていた。この外骨格もオルバスと同様に、ソロモン72柱の悪魔を模した力を宿しているのである。
ジャスティアタイプ42番機「ウェペル」。そのコードネームを持つ「仮面ライダーウェペル」は、くびれた腰を左右にくねらせ、扇情的な足取りで歩み続けてい
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