第二章
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面々に答えるのだった。
「マスターの名前は木戸明さんっていうのかな」
「まさか」
「そうみたいだね」
次狼とラモンは顔を見合わせて言い合う。その顔はまるで知ってはならない真実を見てしまったかのような顔だった。
「それで常連に嶋護さんって人がいて」
「この時代でも健在だったのか」
登もこのことに絶句する。
「どうなっているんだ?一体」
「二人共もうね。七十七歳なのにね」
いぶかしむ一同をよそに能天気な言葉を続ける正夫だった。
「外見も動きも若くて。まだ五十代ってところかな」
「やっぱりそうみたいですね」
「そうだな」
今度は紅と名護が顔を見合わせる。その表情も同じだった。
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