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仮面ライダーキバ 目に見えないつながり
第一章
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集めて蘇らせた」
「その通りだ」
 登が力の言葉に答える。
「そうして蘇った。だがそのキングは」
「倒れた」
 これは間違いのないことだった。
「間違いなくな」
「ではビショップはだ」
 次狼はまた言った。
「誰かが蘇らせたのか?」
「蘇らせた?」
「そうだ。だとすれば誰だ?」
 紅に言葉を返したうえでまた述べる。
「ビショップや他のファンガイア達を蘇らせたのは」
「まずはそれを考えるべきか」
 名護は腕を組んで思索に入った。
「そうしようか。では正夫君だったな」
「はい」
 正夫は名護の言葉に応えた。
「案内しなさい。この世界のことを」
「この世界をですか」
「そうだ。まずはこの世界を知ることだ」
 名護の言うことは至極当然のことだった。彼はまずこの世界を知ることからはじめようというのだ。
「図書館か。それとも本屋か」
「ネットでもいい?」
 正夫の返事は随分と軽いものだった。
「そっちの方がすぐだけれど。ほら」
「あっ、本当だ」
 ラモンは正夫が出してきたその携帯を覗き込んで述べた。見れば携帯でネットがつながっていた。彼等の時代とは比べ物にならない程進歩していた。

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