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スーパー戦隊総決戦
第三話 戻ってみるとその十一
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「さて、それでは早速戦いでおじゃるよ」
「ああ、それならな!」
「望むところだ」
 ゴーオンレッドとボウケンレッドが横に並んで応える。
「敵がどれだけ増えようが!」
「聖杯を渡しはしない」
「それでは皆さん!」
 ボウケンピンクが凛とした声で全員に告げる。
「戦いましょう!」
「ああ!」
「やってやるぜ!」
 全員彼女の言葉に応え前に出る。こうして戦いがはじまった。
 それぞれの武器を手にガジャ達、そしてガイアークの兵士達と戦う。道路においてまさに大立ち回りとなった。
 銃を放ち獲物を振るう。暫くそうして戦っているとであった。
「ええい、今はこれで終わりだ」
 ガジャが言ってきた。
「ここまで水を差されては聖杯を手に入れるどころではないわ」
「そうなりな。聖杯が何かはよくわからないなりが」
 ヨゴシュタインがそれに応えて言う。
「とりあえず今日はこれ位で帰るなりよ」
「そうね。それじゃあこれでね」
 シズカも言う。
「月光様、ヤイバ、これで」
「そうじゃな。頃合いじゃ」
「一時撤収するとしよう」
 リュウオーンやクエスター達も撤退する。彼等はすぐに姿を消した。
 ガイアークの面々もだった。残ったのはゴーオンジャーとボウケンジャーの面々だけだった。彼等はスーツを着たままでそれぞれ話す。
「さて、戦いは一時終わったが」
「どうする?これから」
 ゴーオンブラックとボウケンブラックがここで言ってきた。
「よく考えたらあんた達のことは全然知らないしな」
「そうなんだよな。今会ったばかりだしな」
「貴方のことは知っている気がします」
 ボウケンピンクはゴーオンレッドを見て述べた。
「そんな気がするのでした」
「俺もだけれどな」
 そしてそれはゴーオンレッドも同じだった。
「まあとにかくここにこれ以上いても仕方ないしな」
「そうね。帰りましょう」
 ゴーオンシルバーが言う。
「ここはもう」
「そういうことだな。何処かで話をするか」
 ゴーオンゴールドはボウケンジャーと話す場を設けることを考えていた。
「何なら俺の家でどうだ」
「それもいいけれどね」
 ボウケンブルーが彼の言葉に応えて言う。
「僕達の基地とかはどうかな」
「あっ、それいいわよね」
 ボウケンイエローは彼の提案に明るい声で賛成した。
「ケーキでも食べながら」
「いいわね、それって」
 ゴーオンイエローはケーキに反応した。
「皆でね」
「そうだね。それか恐竜屋でね」
 ゴーオングリーンがその店の名前を出すとであった。ボウケンシルバーが言ってきた。
「ああ、あの店か」
「知ってるんすか、恐竜屋」
「あの店で使っている野菜は美味い」
 こうゴーオンブルーに返す。
「だからな」
「確かにそうっすね
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