第三話 戻ってみるとその十一
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「さて、それでは早速戦いでおじゃるよ」
「ああ、それならな!」
「望むところだ」
ゴーオンレッドとボウケンレッドが横に並んで応える。
「敵がどれだけ増えようが!」
「聖杯を渡しはしない」
「それでは皆さん!」
ボウケンピンクが凛とした声で全員に告げる。
「戦いましょう!」
「ああ!」
「やってやるぜ!」
全員彼女の言葉に応え前に出る。こうして戦いがはじまった。
それぞれの武器を手にガジャ達、そしてガイアークの兵士達と戦う。道路においてまさに大立ち回りとなった。
銃を放ち獲物を振るう。暫くそうして戦っているとであった。
「ええい、今はこれで終わりだ」
ガジャが言ってきた。
「ここまで水を差されては聖杯を手に入れるどころではないわ」
「そうなりな。聖杯が何かはよくわからないなりが」
ヨゴシュタインがそれに応えて言う。
「とりあえず今日はこれ位で帰るなりよ」
「そうね。それじゃあこれでね」
シズカも言う。
「月光様、ヤイバ、これで」
「そうじゃな。頃合いじゃ」
「一時撤収するとしよう」
リュウオーンやクエスター達も撤退する。彼等はすぐに姿を消した。
ガイアークの面々もだった。残ったのはゴーオンジャーとボウケンジャーの面々だけだった。彼等はスーツを着たままでそれぞれ話す。
「さて、戦いは一時終わったが」
「どうする?これから」
ゴーオンブラックとボウケンブラックがここで言ってきた。
「よく考えたらあんた達のことは全然知らないしな」
「そうなんだよな。今会ったばかりだしな」
「貴方のことは知っている気がします」
ボウケンピンクはゴーオンレッドを見て述べた。
「そんな気がするのでした」
「俺もだけれどな」
そしてそれはゴーオンレッドも同じだった。
「まあとにかくここにこれ以上いても仕方ないしな」
「そうね。帰りましょう」
ゴーオンシルバーが言う。
「ここはもう」
「そういうことだな。何処かで話をするか」
ゴーオンゴールドはボウケンジャーと話す場を設けることを考えていた。
「何なら俺の家でどうだ」
「それもいいけれどね」
ボウケンブルーが彼の言葉に応えて言う。
「僕達の基地とかはどうかな」
「あっ、それいいわよね」
ボウケンイエローは彼の提案に明るい声で賛成した。
「ケーキでも食べながら」
「いいわね、それって」
ゴーオンイエローはケーキに反応した。
「皆でね」
「そうだね。それか恐竜屋でね」
ゴーオングリーンがその店の名前を出すとであった。ボウケンシルバーが言ってきた。
「ああ、あの店か」
「知ってるんすか、恐竜屋」
「あの店で使っている野菜は美味い」
こうゴーオンブルーに返す。
「だからな」
「確かにそうっすね
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ