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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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 動機が不純やねーぇッ!」

「まぁ まぁ 僕の中では みゅうみゅんが一番だけどね なぁ 帯士?」

「うぅー ・・・ まぁ 手伝ってくれるんやろ? ありがとう」

 その後も、みんなで整備した後

「なぁ ウチ等 パスしながら、進むから、男子3人で止めてみて? タックルはあかんでー タッチしたら終わり」と、私が言い出したら

「そんなん 5対3 やんか 無理や」

「そしたらー 3対3にするわ あのな わかってるやろけど そっちもボールより前に出たらアカンねでー」

 と言う訳で、私達は作戦を練って・・・最初は、栞奈、泉希、朝陽の3人で・・。栞奈がボールを持って、近くに泉希、少し離れて朝陽といった感じで始まった。男の子達もそれに合わせて待ち受けていた。

 栞奈がたっ君に近づいた時、くるりと後ろ向いて、泉希にパスをした時、右の方に位置していた朝陽が急に左方向に走って、泉希からのパスを受けて、男の子達の間を走り抜けていた。

「なんやー 重光ぅー 追いつかんのかぁー」と、たっ君が

「だってよー 急に あっちに・・・ 卑怯だよー」

「何 ゆうてんねん 作戦やー」と、私は やったー と思っていた。

 じゃぁ もう 一度ねと、今度は私がボールを持って、走り出すと、たっ君に近づいた時、璃々にパスをして、そのままたっ君にぶつかっていって、璃々は横に走ったかと思うと「朝陽!」と、キックしてボールは男の子達の後ろで弾んでいた。私達は3人で追いかけて、朝陽はまっしぐらに走っていて、そのボールを掴まえていた。

「ふふっ やぱり サッカー少年じゃぁー ふがいないか?」と、何回か繰り返していたが、私達はタッチされることが無かったのだ。

「ちくしょう! 今度は、僕達の攻撃 ちょっと 時間くれ パスの練習する」と、重光君は悔しそうに言ってきた。

 そして、再開したのだけど、彼等はうまくパスが出来なかったり、横をすり抜けようとするんだけどタッチされたりで、私達の圧勝だった。

「うぅー 完敗だよ お前達 すごいな 短い間なのに・・・ 走るのも速いしー」と、颯君も認めていた。その後、みんなでキックしたりパス回しをして遊んだ後

「なかなか ラグビーもおもろいな 楽しかったよー」と、重光君が帰る時に言っていた。

「今日はありがとうね グラウンドも快適だよ! 凸凹も気にせんと走れるようになったし」と、璃々も丁寧にお礼を言っていた。私達も揃って頭を下げていたのだ。

 帰る前に、たっ君が

「少し 会えるか? 駅前で待っているよ」と、たっ君は自転車なんだろうけど、先に着くつもりなんだ。

 バスを降りると、たっ君が迎えてくれて、泉希は気を利かせて先に帰って行った。

「みゅうみゅん すごいなー
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