【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第4章】Vividの補完、および、後日譚。
【第8節】背景設定4: 主要な管理世界の特徴について。
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ぞれの世界における「地理と(その影響を受けた)歴史」のことなのですが……個々の世界についてこれを語り始めると、本当に際限が無くなってしまうので、今回は自重させていただきます。(苦笑)
【ミッドチルダについては「背景設定2」を、シガルディスについては「背景設定8」を、デヴォルザムについては「背景設定9」を、それぞれ御参照ください。】
また、個々の世界における諸大陸の名称は、(もちろん、現地ではそれぞれに固有名称も使われているのですが)対外的には大半の場合、「方位」や「番号」によって呼び分けられています。
そして、どちらの形式が用いられるのかは、個々の世界の歴史的な経緯によって決まることなので、あまり一般化はできませんが、おおよそのところ、「人類がただ一個の大陸にしか居住していない世界」や「昔そうだった世界」では、その大陸は「中央大陸」と呼ばれる傾向にあります。
(ただし、ミッドチルダやデヴォルザムやスプールスは、この傾向性における例外であり、各大陸は番号で呼ばれています。)
実際、ベルカの他、ルヴェラやサウティやヴァドゥガナや号天などでは、先史時代から一貫して「中央大陸」という用語が用いられて来ました。
また、現代でも、管理世界のファストラウム、パルドネア、ドナリム、セクターティ、フェディキア、ゲルドラング、ザウクァロス、ヴェトルーザ、アンドゥリンドゥなどでは(さらには、管理外世界のキルバリスやオルセアなどでも)「最も歴史の古い大陸」がそのまま「中央大陸」と呼ばれています。
(なお、シガルディスには「大陸」と呼べる大きさの陸地が三つしかないので、それらの三大陸はそれぞれの方位に従って、「東の大陸、西の大陸、南の超大陸」と呼び分けられているのですが、「中央」と呼ばれる大陸は存在していません。これはこれで、かなり珍しい事例だと言って良いでしょう。)
一方、大陸に番号を割り振る場合は、ヴァイゼンやクレモナのように「実際に人間が住み始めた順番」で番号を付けてゆくことが多いのですが、中には、ミッドチルダのように第一大陸を中心として「地理的に近い順」に番号を付けたり、また、モザヴァディーメやスプールスのように単純に「北から順」に番号を付けたりしている世界もあります。
なお、〈次元世界〉の中には、『ほぼすべての住民が、その世界の住民ならではの特徴的な「遺伝子マーカー」を幾つも保有している』という世界も数多く存在しています。
有名なところでは、ベルカ人、ヴァイゼン人、モザヴァディーメ人、シガルディス人、デヴォルザム人、クレモナ人、テルマース人などですが、彼等は遺伝子の「簡易検査」でもすぐにそれと解るほどの特徴を幾つも具えており、その人が純血かハーフかクォーターかということすら、しばしば簡易検査で
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