暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第4章】Vividの補完、および、後日譚。
 【第8節】背景設定4: 主要な管理世界の特徴について。
[3/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ですが、実のところ、地球サイズの岩石型惑星の平均密度は、おおよそ「似たり寄ったり」になるので、これに基づいて「概算」をすると、有人世界(可住惑星)の半径は「地球の80%以上、125%以下」となり、その質量は(半径の3乗に比例するので)ごく大雑把に言って「地球の半分以上、二倍以下」ということになります。
(ちなみに、火星の質量は、地球のわずか一割ほどしかありません。)】

 という訳で……この作品では、『主要な22個の管理世界に限って言うと、惑星本体が最も大きいのは〈管7モザヴァディーメ〉で、赤道半径はおよそ7250キロメートル。平均密度は水の5.62倍に達し、表面重力はおよそ1.16G。質量は地球のおよそ1.5倍である』という設定で行きます。

【もちろん、無人世界でも良ければ、もっと大きな惑星も幾つか存在しており、「既知の600個あまりの世界」の中での「最大」の惑星は〈無1アムネヴィア〉です。
 地球と比較すると、質量はおよそ4倍、表面重力はおよそ1.6倍、気圧はざっと5倍あまり。酸素の「比率」は20%に届いていませんが、その「分圧」はほとんど1気圧に達しており、下手に深呼吸などしようものなら、かえって肺胞が痛んでしまうほどの酸素分圧です。
 これほど酸素分圧が高ければ「肺よりももっと雑な呼吸器官」でも充分なので、アムネヴィアの地表は、現在でも(まるで恐竜たちが登場する以前の地球のような)「気門で呼吸をする巨大昆虫たちの世界」となっています。】

 逆に、主要な管理世界の中で惑星本体が最も小さいのは〈管19ゲルドラング〉で、「赤道半径はおよそ5670キロメートル。平均密度は水の5.25倍。表面重力はおよそ0.85G。質量は地球のおよそ67%」という設定です。


 さて、ガチなSFならば、次に考えるべき設定は、おそらく「軌道離心率」なのでしょうが……この作品では、そこもユルく流して、『幾つかの無人世界を除けば、大半の世界(惑星)で、その公転軌道の離心率は地球と同程度か、あるいは、さらに小さなモノになっている』ということにしておきます。
(つまり、『若干の例外を除けば、どの世界(惑星)でも、その公転軌道は「ほぼ真円」であり、あまり「楕円(だえん)」になったりはしていない』ということです。)

 そこで、次に「自転軸の傾き具合」についてですが……。
 この作品では、季節による気候の変化をごく常識的な範囲に収めるため、『大半の管理世界で、自転軸の傾きは(円周を360度として)「15度以上、30度以下」である』という設定にします。
(ちなみに、地球はおよそ23度半、ミッドはおよそ18度。したがって、ミッドの季節の変化は、地球よりもやや穏やかなものになります。)
 ですが、もちろん、無人世界の中にならば、「その枠組み」の中には収ま
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ