【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第4章】Vividの補完、および、後日譚。
【第7節】キャラ設定4: ヴィクトーリア・ダールグリュン。
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一方、ヴィクトーリアの侍女「コニィ・モーディス」は、新暦66年9月の生まれです。
コニィの継父イェルクは、モーディス家の「本家当主」ですが、コニィ自身は母親(イェルクの後妻)の「連れ子」なので、イェルクとは血がつながっていません。
(コニィの実父は、彼女が生まれる前に死亡したのだそうです。)
そして、コニィの実母マイラ・ドスタルは、ヴィクトーリアの実母ベルタ・バールシュタインの父方の従妹です。
さらに、ベルタの父とマイラの父は「双子のように瓜二つ」の兄弟でした。兄の方はそのままバールシュタイン家の家督を継いで、2男1女の父となり、一方、弟の方は「テオドールが執務官をしていた時に個人的な従者として補佐官を務めていた、ルドガー・ドスタル」の一人娘と恋仲になり、そのままドスタルの分家に婿入りしました。
そのせいか、ベルタとマイラは、(ともに父親に似たらしく)年齢こそ離れていましたが、何やら互いによく似た雰囲気の持ち主です。
また、そのためでしょうか、ヴィクトーリアとコニィも「単なるハトコ」とは思えないほどに、身体的には互いによく似通ったところがありました。
コニィは普段から意図的にヴィクトーリアとは相当に異なるメイクや髪型をしているので、第一印象は随分と違いますが、よくよく見ると、容貌そのものは意外なほどにヴィクトーリアとよく似ています。14歳の頃には早くも、体格もよく似たものに(その気になれば、素で「影武者」が務まるほどのものに)なりました。
【なお、コニィには「系譜の上では腹違い」の(実際には全く血のつながっていない)兄が二人と、種違いの弟が二人、妹も二人いて、継父イェルクには(コニィと「もう一人の養女」ウィスメアまで含めると)実に8人もの子供がいます。】
また、「ヴィクトーリアの上の弟」は、新暦66年3月の生まれで、コニィとは同い年です。
実のところ、コニィは元々、彼の侍女(兼、護衛役)となるべく育成されていたのですが、通信教育によって義務教育課程を6年で修了した際、79年の3月には、いろいろあって13歳でヴィクトーリアの側に引き抜かれました。
その後、彼女は立派な「格闘型」の陸戦魔導師となり、今や「その方面」に限って言えば、彼女の実力はすでにエドガーを上回っています。
【なお、「ヴィクトーリアの上の弟」はコニィにいささか気があったらしく、この一件のせいで、ヴィクトーリアは今も、彼からは少しばかり恨まれているようです。(苦笑)】
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