【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第4章】Vividの補完、および、後日譚。
【第4節】新暦80年、9月までの出来事。
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ったし、私自身も、昔、〈本局〉で調べた限りでは遺伝子の『およそ三分の一』がベルカ人に由来するものだったから、私はてっきり、母リーファも父と同じく『ベルカ系のミッド人』なのだとばかり思い込んでいた。でも……どうやら、そこから考え直さないといけないみたいね」
しかし、当然ながら、(二人とも、局員では無かったので)ザグロスやリーファの遺伝子データなど、どこにも残されてはいません。
こうして、以後、ルーテシアは自分のルーツについて調べ始め、ファビアもそれを手伝うようになったのでした。
ルーテシアとファビアは、まずミッド地上で「移民管理局」の過去データを調べ直すことにします。
二人とも現地で「やりかけの仕事」などをざっと片づけてから、ガリューやプチデビルズたちにメガーヌやホテル・アルピーノのことを任せて、カルナージを後にしました。
時は、すでに10月の上旬です。
そして、ルーテシアとファビアは、ミッド首都中央次元港から近場のホテルを経て、ミッド中央政府の移民管理局へと向かう途中で、全く偶然にも「思わぬ人物」と出くわしたのでした。
【この続きは、ひとつ飛んで、「第6節」でやります。】
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