【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第4章】Vividの補完、および、後日譚。
【第1節】新暦79年、9月までの出来事。
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、リンディの体調も「いつの間にか」良くなっていたようです。(苦笑)】
また、地区予選の決勝戦の終了後(8月下旬)に、ヴィヴィオたちは皆で〈管10ルーフェン〉へ行き、いろいろと修行をしてから、またミッドチルダに帰って来ました。
【詳しくは、コミックスの第14巻から第16巻を御参照ください。】
そもそもの発端は、〈無限書庫〉での騒動の際に、ミカヤが『リオの実家が、ルーフェンでは有名な拳法流派「春光拳」の道場で、その倉庫には秘伝書なども数多く死蔵されている』と知って激しく興味を示し、リオが彼女を実家に誘ったことでした。
結局、リオの「夏休みの帰省」には、ミカヤの他、ナカジマジムのヴィヴィオとコロナとアインハルトとノーヴェも同行することになり、また、その場の流れで、ミウラやユミナに加えて、オットーとディードも参加することになります。
イクスヴェリアの「小さな分身」も、後からシャンテに連れられて、ルーフェンに向かったのですが、その途中、別件でルーフェンへ行くジークリンデとエドガーに出くわし、シャンテとイクスヴェリアも一時的に、この二人と行動を共にすることになりました。
実は、ジークリンデは前々からルーフェンの伝統武術にも興味があったのですが、それを知ったヴィクトーリアに『それなら、エドガーの妹が「華凰拳」の道場で、アイリンお嬢様の執事をしているから』と促され、エドガーの紹介でそちらにお邪魔する予定でいたのです。
思えば、エドガーが何日間もヴィクトーリアの許を離れるのは、なかなかに珍しいことでした。もちろん、同行者が「親友」のジークリンデでなければ、ヴィクトーリアもそれを許したりはしていなかったでしょう。
一方、聖王教会本部では……。
イクスヴェリアの「小さな分身」がルーフェンに行っている間は、本体の神経活動の方も微減して「分身を出す以前の水準」に戻っていました。
そして、その分身がルーフェンから戻って来ると、一時的にその水準は大きく跳ね上がりましたが、また何時間かすると「普通の(分身を出した後の)水準」に戻ります。
騎士カリムから『ルーフェンにいる間も、本当に分身の挙動に変化は無かったのですか』と問い質されて、シャンテは正直に『もしあったのだとしても、それは、自分には解らないほどのわずかな変化でした』と答えました。
それで、『あの分身は、次元移動によって本体から切り離されても、当分の間は普通に動き続けることのできる「自立型の情報端末」であり、分身を出してから本体の神経活動が微増したのも、分身からの情報入力によるものだった。だから、分身がルーフェンから戻って来た時、切り離されていた間の「数日分の情報」が一気に流れ込んで来て、本体の神経活動の水準は大きく跳ね上がったのだ』という事実が判明します
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