【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第4章】Vividの補完、および、後日譚。
【第1節】新暦79年、9月までの出来事。
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
お、予選6組では、「小柄で童顔の」クヴァルゼ選手(12歳)が、これまでずっと新人としては善戦して来たのですが、さすがに準決勝戦では、ヴィクトーリア(17歳)に「秒殺」されてしまいました。
(詳しくは、コミックス第13巻を御参照ください。)
【私は、このエピソードを読んだ時、『準決勝なのに「1R 0分49秒 KO」って、実力に相当な差があったのかなあ』と強く印象に残ったので、今回、ちょっとキャラを造ってみました。
クヴァルゼ選手は元々小柄な体格でしたが、魔法資質の関係で「大人モード」への変身魔法などは全く使うことができません。そこで、小柄な体格を活かしたスピード重視の戦い方をしており、今回は本人の予想以上に勝ち進むことができたのですが、ヴィクトーリアとやり合うには、さすがにパワー不足だったようです。】
そして、8月の半ばには、学校も夏休みに入り、そこで地区予選の決勝戦が行なわれました。
予選1組ではジークリンデが、5組ではハリーが、6組ではヴィクトーリアが、10組ではルーテシアが、それぞれKO勝利で都市本戦出場を決めました。
また、11組以降では、バオラン、ノーザ、ザミュレイらの「常連」が順当に勝ち上がり、19組ではテラニスが怒涛の「全試合KO勝利」で本戦出場を決めます。
一方、予選4組のミウラも、「ニーナ選手」との決勝戦が判定勝ちとなったのを除けば、それ以外はすべてKO勝ちでした。
【ちなみに、このニーナ・バルード選手(14歳)は、いわゆる「復活枠」で都市本戦にも出場しましたが、第5ブロックの1回戦でグラスロウ選手にまたもや僅差の判定負け。それを最後に早々とIMCSを引退し、翌年には、中卒で陸士訓練校へと進みました。
後に、彼女は優秀な陸士となって、85年には20歳で(首都圏の西隣にある)フォルガネア地方の「陸士147部隊」に転属となり、そこで「産休明け」のアルト・クラエッタ・ブラッソネア陸曹(26歳)ともごく親しい間柄になりました。
なお、元機動六課のアルト・クラエッタは、82年4月の時点で同部隊に転属しており、翌83年の夏には、同じ部隊に所属する三歳年上のボーレン・ブラッソネア三等陸尉(当時)と結婚して、後に2男を産んでいます。】
ところで、地球では昨年末から今年の8月の半ばまで、リンディ(52歳)は珍しく体調を崩していました。それで、アルフも「現地駐在員の補佐官」としての仕事が相当に忙しかったようです。
【要するに、『Vividのシリーズに地球の話が全く出て来ないのは、ひとつには、「接点となるべき人物」があまり活動をしていなかったからだ』という設定です。
なお、8月後半にミッドの学校が夏休みとなり、可愛い孫たち(カレルとリエラ)が泊まり込みで遊びに来る頃には
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ