暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第4章】Vividの補完、および、後日譚。
 【第1節】新暦79年、9月までの出来事。
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現地のルーテシアまで含めて、総勢18名です。
【Vividのコミックス第2巻の後半で、コロナが『前回も凄かったんだよ』と言っていますが、これがその「前回」です。続けて、ヴィヴィオが『今回はちょっと人数(にんずう)少ないから』と言っていますが、その「今回」は総勢12名なので、この作品では、ギンガまで引っ張って来て「前回」の総勢を18名に設定してみました。】


 一方、3月には、管理局で「執務官の補佐官制度」の改革が実施されました。
【その具体的な内容については、前章の「背景設定3」を御参照ください。】

 そして、それと同じ頃、ルーテシアは現地で(ホテル・アルピーノのすぐ(そば)の土地で)温泉を掘り当てました。
【コミックスの第2巻では、本人はノリで『掘ったら出て来た天然温泉』などと言っていますが、もちろん、実際には、『テキトーに掘ったら、偶然に出て来た』という訳ではなく、『この辺りをこれぐらい掘れば、必ず出て来るはずだ』という「高度な推定」に基づいた行為でした。】


 なお、新年度の4月には、〈管61スプールス〉の自然保護隊に、新たな「総部隊長」が着任し、前任者の怠惰な仕事ぶりを是正し始めました。

【この作品では、スプールスも、ミッドチルダと同様に『かつては無人の世界だった』という設定で行きます。
 今から1200年あまり前に、最寄(もよ)りの世界である〈テルマース〉が滅亡し、そこから(のが)れて来た難民たちが、惑星スプールス(および、後述のダムグリース)における「最初の人々」となりました。
 彼等は彼等自身の伝統に従って、スプールスの七つの大陸に「北から順に」番号を割り振ると、自分たちの故郷と最もよく似た環境の「小さな第二大陸」に定住して、惑星全土の領有権を主張すると同時に、他の六大陸のすべてを自然保護区に指定しました。
(これは、ミッドがまだ「まるで知名度の無い世界」だった時代の出来事であり、彼等も決して『ミッドを真似た』という訳ではありませんでした。
 ただ、この時点で、彼等の総人口はせいぜい700万人たらずでしかなく、ほとんど『肩身を寄せ合って生きて行かねば、文明を維持できない』というような状況だったのです。当然に、他の大陸にまで植民する余力などありませんでした。)

 もっとも、第一大陸(北極大陸)と第七大陸(南極大陸)は、陸地の多くが氷に覆われているため、特に予算を組んで保護しなければならないほどの自然はありません。
 そのため、管理世界の一員となった現在においても、『第三から第六まで、四つの大陸それぞれに自然保護隊が駐留しており、また、それぞれに部隊長がいる』という形になっており、それらの部隊長を統括しているのが、スプールス全体の「総部隊長」なのです。
 なお、『エリオやキャロがいつもいる場所
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