第三話 戻ってみるとその五
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「それでこの五人は何じゃ？ボウケンジャーの連中とはまた違うな」
「頭の中身は同じかもっと下みたいですよ」
「御前に言われたかねえ！」
「その通りだ！」
速攻で走輔と軍平が言い返す。
「大体いきなり出て来て漫才するとはどういうつもりだ！」
「何者だ御前等！」
「何なのだ？久し振りに復活してみればだ」
今度は黒い鬼の様な生き物が出て来た。
「ボウケンジャー達かと思えば」
「あんた誰だったっけ」
「ヒュウガだ」
こうシズカに名乗る彼だった。
「クエスターのガイ様とレイ様もおられる」
「そういえば御前もクエスターになっているな」
「わしが改造したのじゃ」
リュウオーンにガジャが答える。
「復活したついでにな」
「そうか。珍しく仕事がが早いな」
「その通りだ」
「おかげで我々もこうして三人でいられるようになった」
また出て来た。そのガイとレイがだ。
そしてその三人も揃ってだ。何時の間にかリュウオーンの手勢まで出て来ていた。数としてはかなりの数になっているのだった。
「数は増えたっすね」
「けれど何がどうした人達かわからないし」
連と早輝は首を捻っている。あまり警戒する様子はない。
「とりあえず敵なのは間違いないっすね」
「その聖杯を探しているらしいけれど」
「それにボウケンジャーって？」
範人はその彼等が誰かを考えていた。
「何なのかな。僕達と同じ様な人達なのかな」
「何だ？騒いでいると思ったら」
「おかしな人達が出て来てるわね」
須塔大翔と須塔美羽の二人がゴーオンジャーの面々のところにやって来て問うた。
「はじめて見る奴等ばかりだが」
「どうしてこんな場所にいるの？」
「いや、それがわからないんだよ」
「急に車の前に出て来たのよ」
その二人に走輔と早輝が話す。
「何か聖杯とか言ってるけれどよ」
「訳がわからないし」
「聖杯？」
「まさかそれって？」
大翔と美羽はその聖杯と聞いてそれぞれその目をぴくりと動かした。
「あの伝説の」
「キリストの」
「キリストっていうと」
「あの人っすね」
軍平と連がキリストと聞いて思わず声をあげた。
「あの人に関係があるのか」
「というとまさか」
「そうだ、キリスト教の聖遺物の一つだ」
「その中でもとりわ尊いものだけれど」
「この人達はそれを探してるんだ」
範人はここまで聞いて納得して頷いた。
「何か僕達と全然関係ないんじゃない？それって」
「あれっ、そうだったの？」
シズカは今の範人の言葉を聞いて思わず言ってしまった。
「あんた達てっきりボウケンジャーのお仲間だと思ったから奪い返そうとしたのに」
「だから違うって」
早輝がそれをすぐに言う。
「誰かと勘違いしているみたいだけれど」
「
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除