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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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次の日、私が空地で草むしりをしていると、知らない間に紅林先生が横に立って居た。
「なるほどなぁー ここじゃあー 下はボコボコ 雑草だらけだなぁー」
「先生 しょうがないよ ここしか空いてないんだからー グラウンド使わせてもらえないし ウチはこうやって 少しずつでも慣らして行けばなんとか使えると思ってる だけど、30m 60mかなぁー ちょっと狭いけどね でも、練習には充分 そのうち強くなって花園だって使えるようになるからー」
「お前っ 逞しいのー わかった 僕も 協力できるとこは 協力するよ だけど、条件がひとつ 授業以外に絵を描いてくれないか 水彩でも 鉛筆でも 良いからー 見てみたい」
「えぇー 絵なん? そんな時間あるかなー」
「まぁ 無理しないで 空いた時間に書いてくれれば良いよ」
「うん わかったー 先生は、みゅうみゅんの強力な協力者だものねー」
その後、先生も草むしりを手伝ってくれて、ボール投げを一緒にやってくれていたのだ。
私が、手足を洗っていると、たっ君、重光、颯の3人組が来た。
「みゅうみゅん 本気なんか?」
「当り前やんか ウチが うそん気なんてことないよっ」
「美術の紅林先生だろう? 巻き込んで・・」
「巻き込んだって言い方??・・・ 協力者やー」
「なぁ せめて サッカーにせーへんか? そしたら、グラウンドで一緒に‥」
「あかん ウチは ラグビーやー」
「まぁまぁ ええがな 帯士 みゅうみゅんがボール持って走ってるのも可愛いがなー」
「重光 気楽なこと言うなよー そのうち、走ってるだけじゃぁ 済まないんだよ」
「なんだよー 僕の可愛い彼女が くしゃくしゃにされるってかー? そんなの まだまだ 先の話だよ」たっ君は むっとしていたみたいで
「先と ちゃうわー もう直ぐやー」と、私が先に怒っていた。
帰るバス停には、私 ひとりだった。あれから、帰る時には、泉希は居ない。朝、来る時にも、何となくふたりの間には距離が出来てしまったみたいに感じていて、すごく、寂しかったのだ。泉希・・・
そんな風で1週間が過ぎて、紅林先生も時たま来て、草むしりを手伝ったり、私のボール投げの相手をしてくれていた。
そんな中、上原璃々と、お昼休みにどうしてか眼が合ってしまった時、私は思い切って、寄って行って話し掛けた。
「上原さん どっか クラブ決めたの?」
「まだやけど なんで あんたにそんなこと言わなあかんのぉー」
「そんなんちゃうけどなぁー あのなー ウチと一緒に やってくれへんかなぁーって」
「・・・ あんた 誰にゆうてるのか わかってんの! なんで あんたなんかとー」
「わかってるでー 上原
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