暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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璃々に やー 運動抜群で 勉強も出来てー そんな人やからー」
「・・・ あほ ちゃう? それに 一緒に たってー 草っぱらでボール追っかけてるだけやんかー」
「今はなー でも そのうち ちゃんとしたグラウンドでー なぁ ウチがやってるとこ見てたん?」
「・・・ そらー あんな変なこと ひとりでやってるんやものー 気になるヤン」
「なぁ ちょっとだけでも ええねん 一緒にやってぇーなぁー 一緒にやりたいねん」
「みゅうみゅんって ぐいぐい 来るなぁー まぁ 気が向いたらな」
ふふっ、きっと来てくれると私は信じていた。だって、みゅうみゅんと呼んでくれたんだものー
その日の放課後、私はいつものように・・・だけど、蹴ったボールを拾い上げてくれたのは、上原璃々だった。
「なんやー これっ 真直ぐ転がってきーひんやんかー」
「上原さん・・・ 来てくれたんやー ラグビーボールはな どっちに弾むかわかれへんねー それに向かっていくんがおもろいネン それにな、自分の力で思う様に走れるんやー それでも止められたら、パスして仲間に繋いでいくんやー それも前に投げたらあかんネン それが繋ぐということやー 後ろの人にな! すごいやろー? こんなスポーツ 他にあるかぁー」
「まぁ ちょとだけ やってみよかなって みゅうみゅんが一生懸命やからー でも、今日だけやでー」
「うん うん じゃぁ お互い パスからやってみよーかー」
私は、先生に教わったように、手の指で押し出すようなものとか、片手で投げるようなパスを見せて、そのうち、ゆっくりと走りながらのパスを・・地面がガタガタで思い切って走れないのだ。
「どうしようもないね この地面じゃぁー みゅうみゅん その靴だと ちょっとは まし?」
「うん スパイクだからね 喰い込むんかなー」
「それっ どこに売ってるんやろー」
「えぇー 上原さん やってくれるのー?」
「うん 楽しいみたい しばらく やってみる それに みゅうみゅんが熱いみたいやしー 張り合うのも ええんちゃう? ウチ 本当は バスケット部 断ってきたんよ」
「ありがとう やろうよっ うれしいなぁー そーやなー スパイクはウチも こぉーてきてもろたんやー そうだ サッカーの門田先生に聞いたら、知ってるかも 同じスパイクやもんなー」
そして、ふたり 揃って聞きにいくと
「えー 君もやるのかあー? まぁ ちょっと大きい運動具店なら置いてあるけど・・ 少し、金額 上乗せするんだったら ちゃんと足の採寸をしてくれるオーダーメイドの店もあるけど・・ 最初はそこまでせんでもー しばらく、運動靴で‥ 本当にやるのー? ラグビーを・・ まぁ この地域は盛んなんだけど 女の
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