暁 〜小説投稿サイト〜
冥王来訪
第三部 1979年
曙計画の結末
部隊配属 その1
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
うに及ばず、支那、東欧も同じであった。
 支那の様に、首相夫妻が国家元首夫妻の役目を代行したり、ソ連の様に国民的な知名度のある女性がファーストレディの代わりを務める場合がままあった。
 無論、日本でも独身の総理や総理夫人が病弱な場合は代役が立てられた。
妾や実の娘、あるいは姉妹など、そのケースは多種多様であった。

 今の東ドイツの議長は長らく男やもめであった。
ファーストレディー外交のない共産国や中近東にあっては、そのことは問題にはならなかった。
 だが、西側の自由主義国では違った。
かつての王妃や皇后の役割を果たす、米国の大統領夫人(ファーストレディ)
 国際親善の会談に、議長夫人の代行者として出席を求められる。
今、アイリスディーナの双肩には重大な任務が課せられようとしていたのだ。


「では私の方で同志少尉の方を手配するよう頼みましょう」
「ああ。助かる」
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ