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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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ー 楽しそー 気が合いそうやねー あっ そうだ みゅうみゅんは 絵もうまいんだね デッサン 先生も足を止めて見てたよ ウチもな みゅうみゅんの手が鉛筆で真っ黒なんで びっくりしたんやー」

 と いう訳で 朝陽は中学に入っての最初の友達になったのだ。そして、朝陽が小学校から仲の良いと言う栞奈(かんな)ちゃんも。朝陽は細めなのだけど、栞奈ちゃんは割と、太目の大きな子なのだ。

「なぁ みゅうみゅん さっき やりたいことあるってゆうてたんやんかー それって 何部なん?」

「まだ 部は無いよっ これからー」

「えっ 無いのぉー 何すんのん?」

「うん ラグビー」

「えっ なんて ゆうたん? ラグビーって・・・」

「そうやー ラグビー かっこうええやんかぁー」

「あんたなぁー そんなん メチヤクチャやん・・・ だいたいやなぁー どぉーやったらええんかもー」

「うん わからへんけどなぁー ボール こぉーてもらうから グラウンドの端っこで蹴ったりして追っかけっとったらええんちゃう だいたいルール知ってるしー そのうち 仲間が出来るってっ かっこええねんモン」

「あんたなぁー ウチ 誘わんとってなー 嫌やー 怪我すんのん」

「うーん 無理にって言わへん 好きな子だけで・・」

「あのなー あんな危ないことって 好きな子 おらへんがなー」

「そんなん わからんやん みゅうみゅんがボール蹴ったりしてたら・・ それを見て・・」

「みゅうみゅんって すごぉー 前向きやねんなぁー」

 帰りは、泉希ちゃんと待ち合わせて、バス停で待っている時

「ウチ 陸上部の人に勧誘されたんや みゅんのとこにも こやへんかった?」

「うーん なんとなく ついでみたいに誘われた うちの後ろの席の子が地区大会で100m優勝したみたいで その子目当てに来たみたい それと璃々も」

「へぇー だって 多分 みゅんのほうが速いんちゃう? 先生 びっくりしてたんヤン」

「あの時は 時計 おかしかったんちゃう? 押し間違えたとか」

「ふぅーん また たまたまかいな! なぁ みゅんは誘われて どーしたん?」

「うん 他にやりたいことあるって 断った」

「なんやー その やりたいことって?」

「みゅうみゅんは 中学入ったら ラグビーやろうと決めててん」

「ちょっとー なんやねん そのー ラグビーってぇ・・・ あんたなぁー・・」

「ボール 追っかけて、走り回るネン かっこーええやろー」

「走るだけちゃうんやろー? それ目掛けてメチャメチャにやられるんやろー?」

「まぁな でも それを振り切るんやー それがええねん 姫野なんか 相手を倒して進むんやでー なっ 泉希」

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