【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第3章】SSXの補完、および、後日譚。
【第6節】背景設定3: 管理局の歴史とその諸制度について。(前編)
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部の長官は「参謀総長」と言います。
(参謀部のことを「統合幕僚監部」と呼んでいた時代の名残りで、ミゼットのような「かつては参謀総長を務めていた元老」の称号は「本局統幕議長」となります。)
情報を集めて精査し、計画を立案して司令部に具申するための部署ですが、司令部の判断を仰ぐまでもない案件に関しては、そのまま他の部署に命令を出すこともできます。また、執務官もみな「形式的には」この部署で統括されています。
(以下、略。)
また、〈本局〉の組織は同様に「情報部、運用部、技術部、教導部、次元航行部、古代遺物管理部、広域捜査部、特定問題対策部、医療部、保管部、環境部、総務部」の12部門から成り立っています。
まず、情報部は諜報活動や情報の記録管理などを主な仕事としており、〈上層部〉の参謀部とも緊密に連携を取り合っています。
(一般的には、独立した存在のように扱われている〈無限書庫〉も、組織としてはここに属しています。)
また、運用部は非常に手広く、人員や艦船や資材などの円滑な運用を本務としており、運用部の本部長には常に相当な手腕が要求されます。
技術部は「技術開発部」と呼ばれることもありますが、次元世界における管理局の優位性を維持するためには、必要不可欠の部署であり、最新型の次元航行船の建造なども、しばしばこの部署が担当しています。
教導部は、各管理世界における各種訓練校の監査なども行なっていますが、最も有名な部署は、やはり、高町なのは一等空尉も所属する「航空戦技教導隊」でしょう。
次元航行部は、文字どおり次元航行部隊と各種の武装隊を指揮しており、内容的には、かつての「海軍」そのものです。
古代遺物管理部は、捜査課・機動課・保管課・総務課から成り立っており、かつての機動六課も組織としてはここに属していました。
広域捜査部は、文字どおり多数の広域捜査官を統括し、彼等を組織的に運用する部署です。
特定問題対策部も、全く文字どおりの組織で、新暦81年の特務六課も組織としてはここに属していました。
医療部・保管部・総務部は、特に説明の必要も無いでしょう。
最後に、環境部は各世界の自然環境の調査や保全を目的とした部署であり、実は、個々の世界における「自然保護隊」も、現地の「地上本部」にではなく、〈本局〉のこの部署に属しています。
また、話は変わりますが、管理局の規定によれば、「将軍」には明文で幾つかの「将軍特権」が認められています。
中でも最大の特権は、『個々の将軍は、固有戦力として相当な規模の「直属の部隊」を保有することができる』というものです。
具体的には、例えば、海(次元航行部隊)でなら、御座艦となる大型艦の他にも、中型艦二隻を「直属の部隊」とする
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