【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第3章】SSXの補完、および、後日譚。
【第4節】同78年の10月以降の出来事。
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で、空士が空中で「踏ん張る」ことができるのも、基本的には同じ原理です。】
続いて、3位決定戦は、ヴィクトーリア対ザミュレイの「16歳対決」となりましたが、結果は、ヴィクトーリアの圧勝でした。
そして、決勝戦は、バオラン対ノーザの「18歳対決」です。
観客席からは、黄色い歓声が響き渡りました。ノーザの公式ファンクラブ「縛られ隊」の女の子たちです。(笑)
しかし、バオランはロープを相手にせず、フックの方を次々に叩き切って行きました。その戦術は大正解で、ファンクラブの女の子たちの熱烈な応援にもかかわらず、ノーザは大差の判定負けとなります。
こうして、今年の都市本戦は、優勝がバオラン、準優勝がノーザ、3位がヴィクトーリア、4位がザミュレイという結果に終わりました。
(バオランはその後、11月の都市選抜には勝ちましたが、12月の世界代表戦では準々決勝で思わぬ不覚を取り、残念ながら5位に終わりました。)
【なお、Vividのコミックス17巻には、「ナショナルチャンプ」とか、「ワールドチャンプ」などといった用語が登場しますが、この作品では、それらの用語を正式に、それぞれ「ミッドチルダ・チャンピオン」、「次元世界チャンピオン」と呼称することにします。】
そして、IMCSの都市本戦が終了した頃、管理局では「三元老」の1回忌が営まれました。
以下は、その後の、クロノとヴェロッサとはやての「秘密の会談」の内容です。
ロッサ「さて、僕たちはそれぞれに三元老から『例の話』を聞かされてしまった訳だけれど」
クロノ「やはり、三脳髄の話は「表沙汰」にはできないだろうなあ。(残念そう)」
はやて「私らの立場では、ミゼットさんたちの遺志を踏みにじる訳にもいかんやろ」
ロッサ「それ以前の問題として、証拠はもう、すべて隠滅されているよ。(苦笑)」
クロノ「しかし、真面目な話、なのはやフェイトやユーノやカリムには、そろそろ教えておいた方が良いんじゃないのか?」
はやて「私らの他に、この話を聞いとるのは……今のところ、リナルドさんとザドヴァンさんとリゼルさんだけ、という話やったか?」
ロッサ「そうだね。リナルドはもう引退したも同然の身の上だけど」
クロノ「この先、どうなるにしても、理解者は身近にもう少しいた方が良いだろう。問題は、どこまで教えるかだが……そうだな。『プロジェクトFの具体的な工程』などに関しては、まだ一部に不明瞭な点もあり、データの検証も全くできていないから、少なくとも当面は、フェイトたちにも伏せておきたい」
(マグゼレナでの一件に関しては、すでにこの三人の間で情報が共有されています。)
はやて「そうやな。伝えるのは、やっぱり、ミゼットさんたちから聞いた話だけでええやろ」
ロッサ「
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