【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第3章】SSXの補完、および、後日譚。
【第3節】新暦78年、6月から9月までの出来事。
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でてあげると、9歳児は恥ずかしげに、それでも満面の笑顔を浮かべます。
「この本は、僕の方で預かっておくよ」
「よろしくお願いします。用件はそれだけです。では、失礼します」
何か他に用事でもあるのか、ヴィヴィオはそれだけ言うと、足早に退室しました。
(そう言えば、4月には『ストライクアーツの練習に付き合ってくれるクラスメートができた』とか言って喜んでいたなあ。)
ユーノにとっては、6歳の頃からいろいろと面倒を見ていた子なので、その成長ぶりが嬉しくもあり、また、ちょっぴり寂しくもあります。
そして、ユーノはその後も多忙を極めたため、彼が『マルデルの手記』の「本当の価値」に改めて気がつくまでには、ここからなお幾年もの歳月を要したのでした。
一方、ヴィヴィオはその後、同じようなタイトルの本に興味を持ち、目録を検索して「エレミアの手記」というタイトルの本を見かけました。
【この「エレミアの手記」については、Vividのコミックス第9巻を御参照ください。】
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