【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第3章】SSXの補完、および、後日譚。
【第3節】新暦78年、6月から9月までの出来事。
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め、予選決勝は例年、夏休みの前半の行事となる。
(ちなみに、「ルーフェン編」は、夏休みの後半の出来事である。)
9月からは二学期で、同月の末には学院祭があり、10月上旬には秋服への衣替えとIMCSの都市本戦が、11月上旬には都市選抜が、12月上旬には世界代表戦がある』
つまり、IMCSとは、DSAAが一年の後半に(正確には、5月から12月にかけて)開催している「無階級制」の競技会であり、一年の前半には(正確には、前年の11月から6月にかけては)DSAAは「原則としては階級制」のU‐15大会やU‐19大会を開催しているのです。
なお、こちらの大会は基本的に「武器は使用禁止」で、魔法の使用にも相当な制限があり、事実上、「身体強化魔法」ぐらいしか使えないことになっているため、ミウラやリオやコロナには全く向いていません。
「Vivid Strike!」では、ミウラがU−15大会に出場していたかのような描写がありましたが、この作品では、それは「無かったこと」にします。】
そして、同じ頃(78年の7月下旬)、アインハルト(11歳)の祖父エーリク(66歳)は、唐突に不治の病に倒れました。
「この七年余で、覇王流の『基本』はすべて、お前に伝えた。お前が覇王クラウスにどこまで近づけるかは、これから先の、お前の努力次第だ」
祖父の言葉は「呪縛」と化して、アインハルトの心を縛り上げて行きます。
また、祖母イルメラ(66歳)は、可愛い孫娘が来春からは「普通に」中等科へ進学できるように取り計らってくれましたが、彼女もじきに夫と同じ病に倒れ、半年後には、二人そろって早々とこの世を去ってしまったのでした。
また、その年の8月には、〈永遠の夜明け〉の脅威も無くなったため、カレルとリエラ(6歳)も地球を離れ、ミッドに転居しました。
クロノとエイミィは、今までずっと〈本局〉で生活していたのですが、子供はやはり地上で育てた方が良いだろうと考え、クロノはこの機会に首都旧市街の北部、なのはの家からもさほど遠くはない場所に「普通の一戸建て」を購入して、子供たちをそこに住まわせました。
しかしながら、二人はともに仕事の関係で、実際にその家で寝泊まりをすることはなかなかできなかったため、カレルとリエラはほとんど「住み込みのメイドたち」によって育てられる形となり、やがて実の親に対しては心理的にやや距離感を覚えるようになります。
また、カレルとリエラから見れば、なのはやフェイトは「叔母」と言うよりも、単に「時々遊びに来てくれる人」といった程度の認識でしかありませんでした。
カレルとリエラはミッド語の習得を済ませた後、翌79年の4月からは地元の魔法学校の初等科に通うことになります。
【この時点では、まだ面識はありません
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