【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第3章】SSXの補完、および、後日譚。
【第3節】新暦78年、6月から9月までの出来事。
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そこで教会の人たちに「自分に関する話」をした後、駆けつけたスバルとも語らい、ヴィヴィオとも通話で話し合ったりしたのですが、その後、また改めて「いつ覚めるとも知れぬ」永い眠りに就いてしまったのでした。
【なお、「SSX」では特に描写が無かったようですが、この作品では『イクスヴェリアは、この時点で教会の人たちに「自分に関する情報」を時間の許す限りいろいろと喋っていた』という設定で行きます。】
一方、ルネッサは一旦、通常の拘置所に送られた後、7月には「禁固12年」の実刑判決を受けて南洋の「海上特別拘置所」へ移送されました。
(一時期、ナンバーズの更生組やイクスヴェリアが入所していた「海上隔離施設」は、内海にある施設で、これとは全くの別物です。)
この一件で、管理局は「執務官の補佐官制度」の見直しを余儀なくされ、翌79年度には新たな法制度を施行したため、新暦80年以降は、ウェンディやフェネイザ(シャッハの姪、後述)のような「特例措置」の場合を除いて、新たに補佐官となるためには「補佐官試験に合格すること」が必須の条件となりました。
【この制度改革に関しては、また「背景設定3」で詳しく述べます。】
さて、ここでまた話はがらりと変わりますが……。
新暦78年の7月。〈マリアージュ事件〉が正式に終了した後には、今年もまたIMCSの地区予選が始まりました。
新暦53年に始まったIMCSも、今年でもう26回目になります。
【なお、この作品では、『一般には「絶対に秘密」の話だが、IMCSは元々が「広く民間から優秀な人材(若手の陸戦魔道師)を発掘し、局が早期にそれらの人材を確保すること」を「裏の目的」とした大会だった』という設定で行きます。
(古くは、新暦40年生まれのメガーヌや41年生まれのクイントも、最初の5回の大会で大活躍した結果として十代のうちに管理局に確保された人材でした。)
それ故、すでに「正規の局員」になっている者にはIMCSへの参加は推奨されません。必ずしも明文で禁止されている訳ではないのですが、局にとっては今さら何のメリットも無い行為なので、十代の若手局員が参加を申請しようとしても、上司が「それとなく」止めに入るようです。(笑)
(それでなくても、現実には、若手の局員が「大会の日程に合わせて休暇を取る」ことなど、ほとんど不可能なのですが。)
一方、ルーテシアは、79年の段階では、まだ一介の「嘱託魔導師」でしかなかったので、個人の意志で普通に参加することができました。
しかし、彼女は79年の第27回大会に一度出場しただけで、(ファビアとともに)IMCSからは完全に姿を消してしまうことになります。】
【ちなみに、私は、Vividの物語で『個々の出来事が、
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