【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第3章】SSXの補完、および、後日譚。
【第2節】事件当時の各人の動向。(後編)
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空へと移動して、そこから地表に再転送する』という手順を取ります。
(一般に、魔導師が他の世界へ行く時に「時差」の問題を大変に気にしているのも、もっぱらこのためなのです。)】
そうして、一行はまず「新首都ティエラマウル」の郊外にある「第四大陸中央次元港」に隣接した管理局の転送施設に到着しました。
(今から13年前の新暦65年には、ユーノも地球へ行く際に利用した例の施設です。)
その後、一行はすぐに「人員搬送用の特別車両」で、その次元港からそれほど遠くはない「聖王教会クレモナ本部」へと直行しました。
(聖王教会は、世界ごとに「本部」を構えており、「ミッド本部」がそのまま「総本部」を兼ねている、という状況です。)
ティエラマウルは、新暦の初期にクレモナが管理世界になった後、意図的にクラナガンとは時差の無い土地を選んで作られた新しい首都なので、人口はまだそれほど多くはありません。
しかし、それでもやはり、事件は起きてしまうものです。
教会側の担当者は、修道騎士のシスター・グラメリエという人物でした。
結果から先に言えば、この事件を早期に解決した後、はやては彼女からも大変に信頼され、ファトラ執務官とともに彼女とは大いに親交を深め合うことになります。
【なお、シスター・グラメリエは実に優秀な修道騎士であり、ミッド総本部のカリム・グラシアとも同い年で、新暦91年の春には44歳で「クレモナ騎士団長」に就任することとなります。】
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