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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
第7章
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「じゃぁね よろしく ウチは頑張るって伝えておいて!」と、プンプンと電話を切った。なによー お母さんはきれいなのはわかるけど、娘にそんなこと自慢げに話すことぉー とっ まぁ きれいに越したことはないけれど・・・。どっちかというと、もう40に近いじゃん。だのに、浮かれちゃってー 厚かましくない? あんなに、聡明で控え目だったお母さんが・・・女の人って、子供を育てているうちに、図々しくなってくるんだろうかと思っているうちに、私には、あの時の般若のようなお母さんの顔が蘇ってきて、ぶるっ と していた。
その夜は、私のお祝いで、食卓には、お刺身とかあのお店のちらし寿司が並んでいた。紳おじちゃんも早く帰ってきていたのだ。お祝いの乾杯をした後、じっちゃんが
「実海はなんかクラブやるんか? スポーツのほうだろう?」
「うん みゅうみゅんはラグビーやりたいんだぁー」
みんなが、一瞬 私のほうを見ていた。
「中学 入ったらやりたいと思ってたんだぁー 恰好良いんだものー 姫野 みゅうみゅんのあこがれ」
「紳 ラグビーって あの ボール持って走ってったら、クシャクシャにされるやつだろう?」
「うん そーだね みゅうみゅん そんなこと言ったって 中学にクラブ無いだろう?」
「無いよ! でも、声掛けて 集めるの」
「なぁ 実海 野球じゃぁないのか? ラグビーって 女の子のやるスポーツじゃぁないだろう?」
「そーでもないよ メジャーじゃあないけど 日本でも やり始めてるよ ワールド大会もあるんだよ」
「それは どっちみちレスリングとか柔道みたいに ごっつい奴だろう?」
「でも みゅうみゅんも大きいぃーなるよ 6年生で5cm伸びたんだよ」
じっちゃんは、その後、何か考え込んでいるみたいだった。どっちかと言うと声がでなかったんじゃぁないかなー。
「ねぇ じっちゃん お願いあるの ボール欲しいんだぁー」
「えっ ボールなぁー」
「うん そしたら みゅうみゅんは独りでも ボール追っかけて練習する そのうち、それ見て、仲間が増えるよ!」
「アッハハー やっぱり みゅうみゅんは痛快だなぁー いいじゃぁないか やってみろよ 僕が買ってきてやるよ やってみろ! 将来のワンチームだ」
「おいおい 紳 絢には なんて言うんだ そんな危険なことして 顔がクシャクシャになったら どう 言い訳するんだ」
「じっちゃん 平気 平気 みゅうみゅんは 顔が歪んでいても、好きだよって言ってくる人と結婚するからー」
「おい また 心配になるようなことを言ってくる ワシャ 知らんからな 紳 絢のほうは任せたぞ」
そう言っていたけど、みゅうみゅんは突き進むことしか知らないんだ。目標は姫
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