第164話
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、あれを見ろ!」
一方その頃それぞれ光に包まれたヴァリマールとオルディーネからリィンとクロウがそれぞれの機体から光に包まれて核内から降ろされ、その事に驚いたリィンがヴァリマールに状況を訊ねると天井から現れた二つの光の球体に気づいたクロウが声を上げた。そして二つの光の球体はそれぞれヴァリマールとオルディーネの核の中へと入った。
「ま、まさか今の二つの光の球体は……!」
「並行世界の兄様とクロウさん……!?」
その状況を見ていたセドリックとエリスは信じられない表情で呟いた。
「――――ヴァリマール!あの時、並行世界の幻想機動要塞で消えて行った俺達の世界のヴァリマールなんだな!?」
一方その頃、核の中にある操縦席に乗った”リィン”は信じられない表情でヴァリマールに訊ねた。
「ああ――――――並行世界の幻想機動要塞以来だな、相棒。エリュシオンなるものが生み出した”零の騎神”という因果……それは消え去った”七の騎神”の存在を一時的に再定義したようだ。そして並行世界の騎神を”特異点”として、理の外から何とか”繋がる”ことができた。」
”リィン”の確認に対して並行世界のヴァリマール――――――”ヴァリマール”は頷いて自分達の状況について説明した。
〜逆しまのバベル・中枢区画〜
「馬鹿な……そのようなことが……!」
同じ頃ルーファスの機体もヴァリマール達のように光に包まれて、更に機体のダメージを完全に回復させ、”ヴァリマール”とほぼ同じ内容を説明したルーファスの機体に宿る騎神――――――”エル=プラド―”の説明を聞いたイシュメルガ=リィンは信じられない様子で声を上げた。
〜レボリューション・格納庫〜
「―――――行くぞ、クロウ。今こそそなたらと共に征こう。」
「オルディーネ………ハハ、まさかまた会えるなんてな。――――――つー訳で少しの間だけ、オルディーネ達を借りさせてもらうぜ!」
”オルディーネ”の言葉を聞いた”クロウ”は苦笑した後リィンとクロウにヴァリマールとオルディーネを一時的に借りる事を宣言し
「ったく、こうなっちまった以上仕方ねぇな。」
「”そちらの皆と共に必ず勝て”――――――それが俺達の”相棒”を貸す”対価”だ!」
「ああ――――――言われるまでもない!」
”クロウ”の宣言に対して溜息を吐いたクロウは苦笑しながら”オルディーネ”を見つめ、リィンは真剣な表情で”ヴァリマール”を見つめながら要求し、リィンの要求に”リィン”は力強く頷いて答えた。
〜逆しまのバベル・中枢区画〜
「………フフ、またこの私と戦ってくれるというのか。」
一方その頃ルーファ
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