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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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紳おじさんは、仕事があるからと、先に帰ると言ってたのだけど、私達はもう1泊と残った。お昼頃、少し早いけど海に入ろうと私が誘って、漁港の近くの突堤に。
「えぇー ここから 飛び込むのぉー 死んじゃうんちやう?」と、すみれちやんは言ってたけど
「大丈夫だよ みゅうみゅんから行くね」と、いきなり飛び込んで行った。続いて、碧広、道弘が・・。泉希達は迷っていたけど、足から飛び込んできた。
「みゅん 水が冷たいヤン」
「ちょっと冷たいかなー すぐ 慣れるよ あっちのほう 岩場もあるよ」と、先頭切って向かった。近くに、来ると
「ちょっと 待っててね」 と 私は潜って、貝を探していた。そして、海面に頭を出した時、鮑の小さいのを持ち上げていたのだ。
「ねえね まだ それは採ったらダメなんだよー」と、碧広が責めてきて
「わかってるよー 皆に見せてあげただけ 戻すよー」
そのうち、皆が寒いと言ってきたので、漁港のほうに戻って
「碧広 事務所に誰か居るやろー 火貰っといで みんなを暖めなきゃー」
「わかった」と、走っていって、しばらくすると おじさんが焚き火用の缶と新聞紙なんかを抱えてきてくれた。
「みゅうみゅんじゃぁないか ×××・・帰っとたんか ×××・・××」
「うん わんは 今 春休み 明日 戻るけどね」
「そうか なんか焼くものあればのー 朝 モトシ君に魚全部渡したからなー ×××・・」と、ぶつぶつ言いながら戻って行った。
漁師のワタルおじさんで、まわぁまんまーが週に何回か行っている本島のカンコー水産というとこが島に加工用に魚の処理場を設けていて、捕れた魚を全てカンコー水産が買い取ってくれるから、漁協で働いているオトンが運び入れるのだ。
昔は、この島で捕れた魚も売り先が無かったり、傷んでしまって売れなかったりしていたんだけど、おとんとまわぁまんまーがこの島に移り住んで、島の漁師さん達を説得して、カンコー水産の今の社長さんなんかの協力もあって、島で捕れた魚をすべて買い取るものだから、漁師さんたちも喜んで収入も安定していったから、私達家族には好意を持ってくれているのだ。
「ねぇ なんて 言ってたの? 半分 わからなかった 外国語みたい」と、すみれちゃんが
「ふふっ みゅうみゅんも わからないの 年配の人は こっちの言葉で話すからー」
それから、みんなを私がよく食べに行っていたお店に連れて行って・・・おばぁさんがやっている駄菓子なんかも売っているのだが薄汚いとこ・・ そこの真ん中が鉄板になっているテーブルの上で、小麦粉を溶いて薄く焼いて貝とか魚を刻んだものに、上から乗っけて、ひっくり返して焼いて、たまり醤油を塗ったもの
じゅんじゅん焼きっていうねんでーと
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