暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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おいしい おいしいとみんなで突っきあっていると
「みゅうみゅん!」と、坊主頭で日焼けして真っ黒な男の子が駆け込んできた。
「タケ!」 島に居たときの喧嘩相手で仲も良かったのだ。
「帰って来てるって聞いたから・・・なんで、連絡くれんのよー」と、そして、お互いにお腹にパンチを喰らわせ合って・・そのあと、いわゆる ハグをしていた。みんなは、唖然としていたけど
「なぁ 中学 船で通っとるんやろー? 大変ちがう?」
「まぁ 海が荒れると 休みで 自宅学習だぁ」
「ふ〜ん それもええなぁー 向こうでは可愛い子いっぱい居るやろー?」
「ううん やっぱり 田舎者や みゅうみゅんみたいに可愛いのは 居ないよ」
「タケ 口も達者になったのかぁー?」
「幾分な いつまで 居る?」
「わんなー あした帰るねん」
「そうかー 夏休みは? また 海で暴れようぜー 今年の夏は竹を切り出してイカダを作ろうって イサオと話してるんだ」
「う〜ん わからへんけどー 来れたらな それ! 楽しそうやなー」
「おぉ 待っとるでー」と、帰って行った。
「なんなん? 今のぉー 乱暴そうな子 みゅんと抱き合ったりしてたヤン」と、すみれちゃんが呆れていた。
「うんダチやー」
「へぇー お腹 叩き合ってても? 平気なん?」
「みゅうみゅんはな 昔 あいつと大喧嘩してな 口から血が滲み出とるのに おばぁちゃん じゅんじゅん食べさせてって 来るんやがなー 聞いたら、タケと喧嘩したって それも、取っ組み合いだったって その時にあいつの頭がぶつかったんらしいって みゅうみゅんは相手が男だろうと関係なんいじゃ わんわー タケを呼んで仲直りさせたのじゃっ こいつを食べさせて みゅうみゅんは口が痛いとほおばっておった タケが言うには、みゅうみゅんがあんまりしつこくて向かって来るから、降参して みゅみゅんの家来になるってことで終わったそうな」
「おばぁ ちゃうねんでー あん時は、あいつが女の子いじめてたから・・ みゅうみゅんは・・」
「みゅうみゅん 俺は・・とんでもない奴と・・・」と、道弘も
「なんやねん そんな 化け物見るみたいな眼 せんとってー」
「やっぱり みゅんは 不思議ちゃんよねー 不忍先生って 島の校長先生に電話して情報聞いたって言ってたけど 半分も伝わって無かったのね」
「泉希 だから ちやうねんてー みんな 大袈裟なんや ウチは 本当はおとなしいねんてー おばぁも 余計な事 言わんとってーナ!」
その夜は、相変わらずの刺身が多かったのだけど、まわぁまんまーが会社で開発したのっていう魚の干物も 脂がのっていてしっとりとして美味しかったのだ。
そして、次の日 帰る時
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