暁 〜小説投稿サイト〜
貰った心臓
第一章
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は臓器移植出来るぞ」
「それに登録していますか」
「そうしていますか」
「ああ、何処かで聞いた名前だが」
 今は素顔の譽田、死んだ彼を見て言うのだった。
「しかしな」
「それ以上にですね」
「今はすぐにですね」
「臓器移植に使わせてもらいますか」
「内臓を」
「アイバンクにも登録しているな」
 見ればそうだった。
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