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夢幻水滸伝
第三百二十三話 異世界のシアトルでその八

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「まことにです」
「驚かれましたか」
「はい」
 そうだったというのだ。
「あの時は。ではその自然をです」
「これからもですね」
「大事にされたいですね」
「政で」
「そう考えています。ですから」
 それでというのだ。
「環境に対する政策もです」
「推し進めていかれますか」
「植林も」
「そうされますか」
「川や海、大地の汚染にも気を付けていきます」
 政策としてとだ、こう言って実際にだった。
 ヘミングウェーは政策に環境も入れていった、そして充実した政策を行っていった。そうするとだった。
 ワシントン州の街や村の殆どは自分達から彼の勢力に加わり彼は戦わずして州の統一を九割程達成してだった。
 使者を送っても降らないスポケーンには軍を送って攻め落とすことにしたが。
「降伏すればです」
「その時点で、ですね」
「降伏を受け入れ」
「戦闘を停止しますか」
「そして民間人はです」
 軍議の場で居並ぶ軍人達に話した。
「何があってもです」
「危害を加えない」
「攻撃を行わない」
「そうしますね」
「そうです、我々は軍と軍が戦うのです」
 このことを強く言った。
「そやからです」
「決してですね」
「民間人には手出しをしない」
「その施設にも」
「何があっても」
「そうです、そして活躍してくれれば」
 戦でというのだ。
「その時はです」
「ボーナスですね」
「それを出してくれますね」
「活躍した将兵には」
「功績に応じて。お給料とは別に」
 それでというのだ。
「功績への報償ということで。また昇進もです」
「ありますね」
「功績をあげれば」
「左様ですね」
「略奪はなりませんが」
 それで富を手に入れることはというのだ。
「ボーナスはです」
「用意されていて」
「支払って頂ける」
「左様ですね」
「そうです、そして」
 そのうえでというのだ。
「私もです」
「出陣されますね」
「そして戦われますね」
「そうされますね」
「やはり星の者はこれ以上はないまでの戦力なので」
 それ故にというのだ。
「戦を即座に終わらせる為に」
「その為にですね」
「ここはですね」
「ヘミングウェー様ご自身がですね」
「出陣し軍を率いて」
 その様にしてというのだ。
「戦います、移動や輸送は鉄道や自動車を用い」 
「迅速にかつ大量にですね」
「スポケーンまで送りますね」
「そうしますね」
「そうします、多くの人員や物資を迅速に戦場に送る」
 その様にことを進めることはというのだ。
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