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色々と間違ってる異世界サムライ
第5話:ギンコ、初めてダンジョンに挑む
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いんだ!レベル上限を激増させる方法を!」
気付けはノノ殿と女子が手を握り合っていた。
「同士!」
その時、ノノ殿の手が光り、

《報告:レベル上限40倍が発動しました。対象者のレベル最大値が280となりました》
《報告:対象者が『レベル上限達成者』の称号を剥奪されました》

「……え?……」
ノノ殿が呆然としております。
すると、先程の兵がやって来て、
「そこのレベル3の子!君は『レベル上限40倍』と言うスキルを持ってるぞ!」
某は意味が解りませんでした。
ノノ・メイタperspective

『レベル上限40倍』……
どうやら、僕は他人のレベル上限を40倍にするスキルがあるらしいです。
で、僕のスキルでレベル上限が7から280になった氷狼族の子はメキメキと実力を現わしていた。
その子は『セツナ』って言うんだけど、戦闘の際は巨大な氷で形成された爪を両手に纏って戦うらしいんだけど……
「はあぁー!」
「ぐぎゃぁー!?」
氷狼族は戦闘に特化した獣人だと聞いていたけど、予想してた以上にセンスが良い。
しかも……
「あ、レベルが14になった」
「はぁ!?」
ちょっと待って!入って1時間で7も上昇したのか!?
そう考えてもおかしいよ!いくら低レベルが上がり易いからって常識ではありえないスピードだよ!
う……羨ましいわーーーーー!
「なんだかお前達と一緒にいると、凄い速さで成長するみたいだ」
そう言われてステータスを開く僕。

Lv 3
名前 ノノ・メイタ
年齢 12歳
性別 男
種族 ヒューマン
ジョブ 民間人

スキル
経験値倍加・全体【Lv50】
スキル経験値倍加・全体【Lv50】
レベル上限40倍・他者【Lv50】

称号
レベル上限達成者

非道い!
不味い!
このペースでレベルアップしたら僕はそうなる?
1か月後には、セツナのレベルがどうなるかを考えるだけでも恐ろしい……
それに……
「骸骨が人の様に動くのは確かに面妖だが、力量(うで)は下の下の下だ」
通常のスケルトンがレベル1〜43なので、レベル300のツキツバさんが相手では歯が立たないのは当たり前だ。
それに、ツキツバさんは経験値貯蓄と言うレアスキルを持ってる。
戦闘で獲得する経験値のほぼ全てを吸収し、貯蓄の限界に達すると溜め込んだ経験値を100倍にして払い戻す……大器晩成型のスキルだ。
もし……その真価が発揮されたら……
あー!レベル100で英雄扱いなのにー!
悔しーーーーーい!
羨ましいわぁーーーーー!

セツナperspective

「うわぁー!?」
私のレベル上限を280にしてくれた少年がまた勝手に宝箱を開けて、ミミックに食われそうになってる。
そして、それを珍しい
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